ライター 長井の気ままな生活

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台湾弾丸旅行2~台北101ビル 台湾で出会った様々な人々

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101階建の台北101

 

 台北市の移動は地下鉄網が整備されているため、地下鉄が便利です。今回の台湾旅行で重宝したのが、「悠遊カード」です。日本で言う、パスモやスイカみたいなもので、私は現金をいちいち取り出して支払うことが好きではないのでこれは便利でした。私たち夫婦が購入したのは地下鉄バージョンであまり、凝ったデザインではないのですが、凝ったデザインが欲しいと希望される方は、コンビニで購入した方がいいです。

 コンビニといえば、台湾でかなりの存在感を示しているのはセブンイレブン。次にファミリーマートです。ローソンは見ませんでしたが、日本のコンビニは存在感がありました。セブンイレブンは日本のコンビニ業界で最大手ですが台湾でも圧倒している印象がありました。

 話を地下鉄に戻しますと、私は禁煙して以来、ガムを噛む習慣があるのです。台湾地下鉄では飲食がNGなのは知っていましたが、ガムもNGというのは知らなくて、かみ続けていたのですが、女性の台湾人が優しく、ここはガムを噛んではダメですよと注意してくれました。私は中国本土や香港にも仕事でも観光でも行っていますが、台湾の人々は性格が穏やかな印象があります。

2. 台北101

 そして今回は中正紀念堂から地下鉄で台北101に移動しました。101階建の台北101ビルは日本の準大手ゼネコン・熊谷組が建設したものです。熊谷組は建築よりも土木が強いゼネコンのイメージがありますが、前は海外では建築工事を次々と受注していたのです。

 かつて台北101の建設途上、台湾レポートを執筆するために、当時の熊谷組現場所長に話を聞いていました。台北101を再び見たので懐かしいですね。あの時は、仕事で台湾に行きましたが、今回は純粋観光です。

 妻と台北101を撮影しましたが、ここはどうも色々な政治や宗教の宣伝の場となっているようです。中国ではかつてある宗教団体が力を強めたことで、その宗教を禁止した経緯があり、その団体が中国に対して抗議活動をしていました。

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台北地下鉄駅


一方、別の方が台湾共産党ののぼりを立て、宣伝活動をしていました。その人は文化大革命時代のような人民服を着ていました。今や中国本土でも人民服を着ている人を見ることがない時代ですが、台湾で人民服を着て、中国の五星紅旗を振りながら、「中国共産党好」と叫ぶ男性を見てかなり複雑な心情になりました。

 その横でその様子を台湾公安がビデオ撮影し、何かあったら困るので待機しているという構図でした。両者に取材したら面白いかもしれませんが、私もオフで台湾に行っているので基本インタビューすることはなかったのですが、調べてみると産経新聞が記事にしていました。

www.sankei.com

 私は政治的なことに関わりを持つことを嫌い、台湾公安に目を付けられても困るのでその場を静かに去りました。ただ、その時、私の感想を言えば、台湾にもいろいろな人がいるのだなということです。

 ただし、大多数の台湾人は台北101でデートすることを楽しんでいると思います。台湾問題となるとしばし政治的な問題で語られることが多いのですが、今の日本人の台湾に対するトレンドは台湾文化やグルメを純粋に楽しむ傾向であることはとても健全なことだと思います。

 実際、政治とは離れ、台湾男性と結婚した日本女性が台北市内に居住している人も多いです。台湾は12月でも暖かいですし、住みやすいです。

 次は士林夜市編です。