ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳からの個人事業主~労働がすべての老後不安を解決できます

www.nikkei.com

 日経新聞を見ていますと、「70歳以上まで働く」が3割で、老後に不安が77%だとのことです。これは日本人が悲観的なのかわかりませんが、お年寄りになることに対して、不安になりすぎです。

 それはいつかは足腰が立たなくなり、介護が必要になる時が来ます。認知症の父とも付き合いましたので、老後は大変であることはわかりますが、それは誰もが通る道です。私が父の介護について一切書かないのは、この経験があまりにも辛かったからです。

 前にも書きましたが、ある意味、高齢者の問題を解決するためには、高齢の労働だと言っています。「お金」「健康」「孤独」という老人三大問題が解決されます。この日経新聞の記事を見ると仕方がないから働くという意味に捉えますが、楽しく働く起業も将来的に考えてもいいのではないでしょうか。

 ただし、定年後で飲食業をやるのは反対です。特に「そば打ち」にあこがれる方もいますが、なかなか地元で定着するのは困難です。逆に退職金を食いつぶす可能性があります。

 私は70歳まで満員電車に乗ってサラリーマンやるのは反対です。そこまで働くと会社が健全な世代交代が進まないからです。そのオーナーが自分が死んだときに会社がつぶれると認識していれば問題はありませんが、若い従業員はそこで詰むことになりますので、若者は老人ばかりいる会社にいるべきではありません。

 ですから、一定の時期に、会社を退職すべきです。私の場合、たまたまそれが早かっただけです。そこで私は個人事業を起こすことを提案しているのです。私はこれから、60歳~65歳の間で個人事業を開業することがこの少子高齢化では当たり前の社会になればいいと思っています。

 ですから、それまでに会社から学ぶだけ学んで、学び終わったら、独立すればいいのです。これは建設業界にはよくある話で、トビの業界は親方のもとで修業して一定の力をつけて目先が利く職人は独立します。左官業界も似たようなものです。

 そこで大事なことは大人の学びです。大人は学ぶことによって大きく変わることができます。今の日本企業は驚くほどOJTをしません。それであれば自分で自主的に学ぶしかないのです。

 ところが私がサラリーマン時代、社内政治や社内忖度ばかりうまくなっていく人を見て、これではいけないねと落胆したことがあります。

 そして学ぶための軍資金は、いろいろと理由をつけて会社のお金で資料を取り寄せ勉強していくことがとても大事です。これからは社内政治よりも大人の学びに力を注ぐ人材が高齢になっても楽しく働けるようになります。

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