住宅ローンは60歳までには終わらせたい
こう書いていて、なんですが、実は私は住宅ローンはありません。同じく車のローンもありません。
夫婦ふたりでほそぼそと暮らしています。
もし、自分がサラリーマンを続けていたらと仮定すると60歳までにはローン支払いを終えたいと思います。
といいいますのは60歳を超えて再雇用になった場合、給料は激減しますし、ローン返済に無理があると思うのです。
しかも、私には子どもがいないので2世代ローンもムリです。そこで現実的には、60歳まで頑張ってローン返済がベストなのでしょう。
家を購入する世代はだいたい25歳~45歳くらいの世帯が中心でこれは統計で出ています。家は一生の一度の買い物ということで若いウチから決断するというのが日本の住宅産業を支えているのでしょう。
ところでこのニュースを見て違和感があったのは50代に家を購入し、80歳代まで支払う高齢者がローンを組んだことです。
お子さんもいると言うことですので2世代ローンを検討したかも知れませんが、高齢者がローンを組むのは極めて危険です。
私も50代でそろそろシニアの声が聞こえますのでよくわかりますが、3000万円の家を購入してもサラリーマンを続けたとしても返済する当てがありません。
このニュースはテレビ朝日で放映していたのでちょうど見ていたのですが、物件を見て、このご夫婦はやや浮かれていたのではないでしょうか。
確かに退職金という大金は一時的に入ってきますが、再雇用での給料は半分くらいに減りますので、どのようにして返済する考えであったのかよくわかりません。
人間いくら元気であっても80歳まで働くのはムリではないでしょうか。個人事業主は定年があってないようなものですから、それはいくらでも働けますが、父も80歳くらいで仕事を打ち止めしました。
それでもよく働いたと感心しました。そうはいっても晩年は小遣いくらいの稼ぎで、タバコ代+αの収入でした。年金もありましたので食べるのにそうそう困らなかったのでしょう。
父はローンも組まず、晩年ものんびり暮らし悪くない人生でした。