ラノベ小説と時代小説に思うこと
私はいい年ですが、ラノベ小説を読んでいます。
私は難しいことを考えるのは面倒くさい年なので、「頭からっぽ」にして、高校生と同様に私も楽しんでいます。
ラノベ小説は「誰でも執筆できるのでは」と思いがちですがそうではありません。
もう一方、時代小説も読みます。時代小説と歴史小説の違いはゆずもちさんのブログを参考にしてください。
今、私が読んでいる時代小説は、「公家武者 松平信平」です。悪いやつを切り倒す勧善懲悪な世界ですが、昭和時代に時代劇を楽しんでいた私にはちょうどいいです。
ではラノベでは何を読んでいるかと言えば、「異世界はスマートフォンとともに」です。
異世界はスマートフォンとともに。 | HJノベルス公式Webサイト
二つの作品に共通していることは深く考えなくて読めると言うことです。
松平信平は実在の人物ですが、時代考証を考えると確かにいろいろツッコミどころはあります。
たとえば、徳川四代将軍・家綱時代にはこのような町娘がいなかったとか、この時代風景は11代将軍の家斉時代ではないかという指摘もあたってはいますが、私は時代小説はそういうものだと楽しんでいます。
こうした時代小説やライトノベルについてはネット上では、「書こうと思えば書けそう」という声が上がっています。
実際、小説家になろうというサイトではプロデビューを目指して投稿されている方も多いです。
そこで何よりも大切なことは一度は書き切って完結させることです。
下手でも何でもいいのです。
完結させて物語に矛盾がなければ大きな才能を秘めていますが、設定にずれがでますと物語が先に進まなくなり、完結できなくなることのほうが多いです。
完結できない物語は作者や読者両方にとっても悲劇です。
まずは完結するよう努力してみましょう。
そしてもう一つ、ライトノベルはまだ敷居が高いと考えておられる方はアニメやラノベのサイドストーリー(SS)からチャレンジされてはいかがでしょうか。
こちらはあったかも知れないラノベやアニメについて自身の世界観を持ち、執筆していく内容です。
たとえば、作者のストーリーではこのように完結しましたが、別の物語もありえたということで執筆していくのがSSです。
物語にはいろいろな可能性を秘めています。ですから、その可能性を信じて、頑張っていただければ嬉しく思います。