ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

テレワークは必然的にやってくる。

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私は最近、テレワークの取材をしています。実はサラリーマン時代を振り返って考えてみますと、テレワークを導入していれば、サラリーマン生活の寿命がもう少し長かったのではないかと思います。

あらためてテレワークについて解説しますが、「時間と場所を有効に活用する柔軟な働き方」と定義されています。

今は大企業を中心に一部導入されていますが、進展はまだまだです。特に中小企業の導入まで至るまで時間は相当かかるでしょう。

しかし、今後、少子高齢化が進展していく中で、いつまで中小企業に入社してくれる学生がいるでしょうか。学生も「安定志向」が強く、中小企業の採用活動に苦戦しているという話はよく聞きます。

上記の絵のような話は、日本どこでもある話ですが、50代シニア層もそろそろ親の介護で苦労する時代に突入します。

50代といえば働き盛りですが、彼等も介護のため会社を退職せざるを得ない時代が来るのです。

それに中小企業は給料を簡単に上げることはできません。福利厚生と言えば休みを増やすと言うことですが、これまた簡単ではありません。

私は個人事業主として働いていますが、これがもし出勤・退勤を続けているとすればやはり生産性は落ちています。

満員電車に乗っているだけでも一仕事した気分です。それから仕事をするのですからサラリーマンやOLの方の苦労は察するにあまりあります。

しかし、もしこの時間帯をフリーにすればずいぶんと働き方は変わります。今やソフトやシステムを活用すれば、必ずしも会社に行かなくても済みます。

打ち合わせでもLINEを使えばいいですし、今は仕事向けのLINEWORKもあります。

フリーアドレスにすれば、椅子や机も削減でき、全体のトータルコストも安くなることでしょう。

もちろん、サボっているんではないかと管理職が疑うこともムリもないですから、管理ができるソフトもあります。

たとえば、有能な営業ウーマンが保育所へ送迎しなくてはいけないとなれば、会社へ出退勤するのは困難なケースもあります。ひょっとしたらその女性は会社を辞めてしまうかも知れません。

「代わりはいくらでもいる」と経営者は考えるかも知れませんが、それは大きな誤りで、有能な人材みすみす手放すことになります。私から言えばもったいないです。

そうであれば、保育所に送り、それから会社に出勤せず、営業に出るシステムを考えた方が会社のためになるのではないでしょうか。

野に埋もれた人材がいて働く意欲もありつつも、育児や介護で働くことができない人は世の中多くいると思うのです。

そういう人材を多く活用するために、テレワークは必然的に到来してきますが、この波に遅れた会社は取り残され、人も集まらず、最後には休廃業を余儀なくされる可能性もあります。