ブログに政治を持込まないワケ
私はブログには、政治色を排除しています。政治に対する信念はそれなりにありますが、政治ブログを書けば一定の需要があることも理解している反面、政治や政局について書くことは前職でお腹いっぱいです。
前職の社長は人間的には、素晴らしい方ですが、「政治で変えたい」という思いが強すぎました。政治パーティーにもいろいろ出席しましたが、そんなに面白いものではありませんでした。
夜のパーティー、朝食会どちらにしても時間が食われ、サラリーマンにとっては残業代、早朝出勤代が出ませんので損するだけです。
政治パーティーではできるだけ前に陣取り、声を大にして応援する姿を見せつけるのが団体の仕事です。
それに政治の仕事というのはこういっては身もふたもないですがなんのキャリアにもならなかったのです。
特定政治家を賛美し、そういう文章を書いていましたが、耐えられませんでした。
「政治家と知り合いになれるからいいじゃないか」
という声もあるかも知れませんが、それはあくまで社長のカネと団体の票を当て込んでおり、政治家が頭を下げるのは票とカネであってその人個人ではありません。
それに私は、政治については距離感が必要だと考えていました。仕事として政治家と付き合うことがあってもその距離はほどほどでいいというのが私の考えです。
もちろん、私は現在でも政治の取材をしますが、特定政治家や政党に偏った記事は書いておりません。ポジショントークでの政治記事は執筆しておりません。
ただ、政治団体では中には勘違いしている人もおり、政治家と付き合うと自分も偉くなったような錯覚に陥ることがあります。
私はこういう方を多く見てきましたが、この錯覚を持つ方にはほとほと嫌悪感がありました。
政治家が偉い(これはまあ分かります)⇒政治家とつきあいがある⇒オレ偉い(これは違う)
まあこんな感じです。こんな姿を間近に見ていると嫌になります。
政治と関わると人間の醜い姿を見ることが多かったです。