ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~個人事業でそこそこ生活できるためには

 個人事業やフリーランス関連の本でよく目に付くのは、「成功」「節税方法」などですがそこそこ稼いでまったり仕事をする思考を持つための本は意外と少ないように思います。

 誰もが成功したいお気持ちは理解できますが全員が成功するのは無理があります。今は、フリーランスは1,000万人ほど。私はこれからさらに増えて行くと考えています。しかし、みなさんが成功するために個人事業を興すかと言えばそうではなく、「このくらいでいいよね」「身の丈の仕事と稼ぎで十分」と考える個人事業主もきっといるはずです。

 そこで人と比べることはやめたほうがいいです。生活のあり方は人それぞれなのですから、たとえ、友人の個人事業主がいい生活をしているのであれば、「Aさんは頑張っているな」と淡々と考えるだけでいいです。

 実は嫉妬というのは男女問わずあります。嫉妬から抜け出し、50歳を過ぎれば、自分が面白いと思ったことを徹底的にやってもいいのです。私は多少のオタク気質があり、アニメも好きですが、アニソンを聞きつつ仕事をすると結構ノリがいいです。

 私はサラリーマン時代にパワハラなどもあり、サラリーマンとして復帰することは難しいですが、個人事業主として再生しています。実はライターや個人事業主として働いている人々の中には一定数そういう方がいるのではないかと思っています。

 もし、会社で心身ともにかなり危険な状況に置かれましたら、退職することも一考だと提起します。といいますのは、いよいよ身体がボロボロになれば個人事業を立ち上げることも難しくなるからです。特にメンタルの打撃は厳しい。ですから、メンタル面での健康はとても大事で、心身ともに健康に働けるためには、会社が酷ければ逃げる勇気も必要です。

 人間生きていればいいことがあるというのは妻の持論ですが、会社を辞めても何とか生活は出来ます。

 私は会社によりますが、逃げることは間違っているとは思いません。ライターの世界は好奇心が大事ですが、心身を病むと好奇心を持つことも難しくなります。私は経済関係の記事が多いことから、経済雑誌も読みますが、他にもライターであるのですからいろんなことにチャレンジしようと決意しています。

 もう一つ、大事なことは、「人に会いたい」という気持ちです。まあ簡単に言えば取材です。取材は基本をつかめれば誰でも出来ます。もちろん一定のマナーが必要です。

 これは個人的な意見ですがやはり取材した記事の方が重厚です。これは人脈や丁重な対応も必要です。しかしなによりも好奇心を人一倍持つことが個人事業でそこそこ生活することにつながります。