ライター 長井の気ままな生活

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立憲民主党の躍進の影には優秀な選挙事務員の存在

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大きな仕事をする時で大切なことは人を抱き込むことだと思う。

10月2日、枝野幸男氏が立憲民主党の結党宣言を行ない、記者会見に出席した際思ったことは、22日の投開票で間に合うのだろうかという率直な疑問であった。

何しろ、2日に決まっていることは代表が枝野氏であることと、政党名、ロゴだけであったのがいつの間にか、参加者が増え、Twitterも面白いため、普段は私は政党のTwitterは読まないのだが、Twitter担当者が人間味あふれるツイートをするため、結構、見てしまうのである。

先日、新宿の立憲民主党の演説会に取材に行った際、パンフレットもできていて、仕事が早いなと驚いた。

限られた時間の中で政策、政策パンフレット、応援の方法、段取りなどを行なうことを見て本当に立憲民主党の中の人は優秀だと感じた。

この中の人は実務担当者なのだが、私は、この実務担当者の事務処理能力の高さにあらためて感じ入ったし、こういう人を抱き込んだ枝野氏の人望の高さに思うことがあった。

というのもいろいろと政治家がメッセージを発信しようとも、選挙には多くの事務があり、この能力が高くないと選挙を乗り切れないのだ。

実際、希望の党のゴタゴタを見れば分るが、選挙には優秀な事務員が必要なのだ。

事務員が立候補することもないが、事務員はその抱えている候補者を当選させるために必死になる。

しかし、豊田真由子氏の例にあるように事務員に暴言を吐けばやる気を無くす。事務員が想像以上の力を発揮するためには、候補者との一体感が必要である。

選挙では候補者ばかりがクローズアップされ、注目されない事務員だが、実は、立憲民主党の支持率アップに影には、枝野氏が優秀な事務員を抱き込んだことが大きいのである。