ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~禁煙治療中のこと

医院に通院して、禁煙治療中です。

タバコの是非はいろいろ議論がありますが、私はフリーランスであれば禁煙した方が良いと考えています。

そもそもタバコ代がバカになりませんし、健康にも害悪をもたらすことはだれもが理解していますが、ニコチン依存症のため、やめられないというのが本当のところです。また、他人にも副流煙などで迷惑をかけています。

東京都が2020年4月に施行される条例は厳しいと受け止めていますが、これも時代の流れなのでしょう。

サラリーマン時代は、ストレスも多く、しかも職場がタバコを吸う人が多いため、タバコをやめるのはとても難しかったです。しかし、今はそうストレスもなく、タバコはやめられる環境にあります。

それならばそろそろやめようと思い立ち、治療しているわけです。チャンピックスという薬を内服していますが、これでタバコを吸ってもタバコがうまいとは感じなくなり、逆に不快感をもたらす効果があります。

今、「タバコを吸ってどうか」と聞かれますと、「気持ち悪い」と答えています。

内服していますが、劇的にタバコの量が減っています。前は1日一箱でしたが、今は3本くらいで徐々に減っています。このままだと禁煙間近という言いたいところですが、そうも甘くはありません。

7月4日夕方6時~5日夕方6時までの1日はまったくタバコを吸っていません。

チャンピックスの効果は、禁煙成功率70%以上と言われています。

ただし、チャンピックスは副作用があるため、やる気がなくなるなどの問題もあります。俗称・禁煙鬱という症状も発生します。医者に言わせるとこういう病気はないのですが、ただ、医者はかなり多くの禁煙鬱と言われる症状を見てきたともいいます。

これはうつ病と似たような症状でけだるくやる気がなくなる症状です。今、私の場合、眠気を異常に生じているのでこれが乗り越えられるかどうかです。

私は医者ではありませんのでよくわからないのですが、服用中は仕事が手につかなくなるなどの課題があります。これを乗り越えてチャンピックスを服用しなくなった場合、禁煙鬱が解消されるかどうか分かりません。

イキナリ禁煙というのは無理があります。薬の力を使って徐々に禁煙していくことが望ましいです。ただ、ニコチン依存症というのもやっかいで、依存度は下手するとコカインやヘロインよりも強いと言うことです。ですから禁煙はそれほど簡単ではありません。

問題は最後までチャンピックスを服用し、医師の指導に従えるかであり、治療期間は一般的に12週間までとされていますが、これを完走できるかどうかです。

もちろん完走途中で禁煙治療をやめる人もいます。これは残念なことですが、実は禁煙治療は本人にとってはことのほかしんどいのです。

私はタバコというのはストレス解消の一環で吸う人が一定数いると思っていますが、人々からストレスがなくなり、自然とタバコを吸わなくなる社会の方がいいと願っています。