60歳から始める個人事業主~2019年10月から消費税10%アップ。サイレントテロが日本を覆う
そういえば2019年10月から消費税10%にアップすることを忘れていました。個人事業主も税率が変わるので来年の今ごろには注意が必要です。
私は少子高齢化が続く日本に対してはかなり悲観的に見ており、人口オーナス時代に突入した日本が経済成長することは難しくなります。そしていつものパターンで税収入の減少も余儀なくされます。
まあ駆け込み需要で同年9月まではカネを使うでしょう。
私は今の社会保障を考えれば増税もやむなしという考えですが、問題は政治家の姿勢です・
政治家が国民に増税をお願いするのであれば、やはり政治家自身も痛みを共有する姿勢が必要です。逆に国会議員を増やすことを国会で決めるというのは政治にますます失望しました。本来であれば政治家の数を減らすべきです。。
これからは日本人はますますカネを使わなくなるでしょう。今の日本人は学生運動華やかな時代とは違い、東大の安田講堂を占拠することなく、本当に静かです。竹下内閣時代で消費税が導入されましたが、この頃は「消費税反対!!」と日本各地で声をあげていましたが、今はそういうこともないです。
ただしその代わり、サイレントテロが日本を襲っているような気がします。政治で何も変わらないのだから、お金を使わないで抵抗しようということの趣旨の運動です。
まあ使えないというのが正解かも知れません。
食材の買い物もいろいろなスーパーに行き、最も安いものを買うことも一般化しています。かくいう私も妻との記念日にはそれなりに外食はしますが、それ以外は本当に節約しています。
どうしても仕事上、外食しなければならないときはスマートニュースのクーポンを使っています。スマートニュースのクーポンは便利です。
収入が劇的に上がることもない中、税金ばかり上がる時代です。それぞれが自己防衛をしていかないと生活もままならなくなります。
60歳から始める個人事業主~吉澤ひとみ容疑者のひき逃げ事故で思うこと
元モーニング娘の吉澤ひとみ容疑者の一連のひき逃げ事件で思うことはさまざまあります。
こういっちゃ身もふたもないですが、アイドルの寿命は短く、その後の人生の方がはるかに長いのです。スポーツ選手も同様です。
若い時に成功すればそれはまあちやほやされます。10代で成功すれば天狗になり舞い上がる気持ちも理解できます。
ただし、アイドルは消耗品で旬が終わると次のアイドルの台頭によって、アイドル人生の幕は閉じます。アイドルのピークや全盛期は短いのです。
その後、普通に俳優や歌手をやったり、結婚することも多いですが、私はよくセカンドキャリアと呼んでいますが、アイドル時代にセカンドキャリアを積んでおく必要があると提案したいところです。
これはサラリーマンも、いろいろな仕事をしている人にも当てはまります。華やかな第一線を退いた後、第2の人生をどう生きるかは私にとっては大きなテーマです。
その時、行いや振る舞いによっては現役時代の活動まで無駄になってしまうこともあるのです。
今回、ひき逃げ事故、アルコール中毒などが問題になりましたが、普通の人として生きていくわけですから、法律の遵守、反社会的勢力からの誘惑を断ち切ることなどいろいろなことをしなければなりません。
ひき逃げにしてもアル中にしても感心しませんが、普通の人として生きていくことは大切なことです。サラリーマンも定年後の人生を考えれば何らかのスキルを磨き、私のようなライターの仕事を淡々とこなす人もいます。
サラリーマンは定年後、それぞれの道を歩むように、アイドルも同様です。その時、なんで食べていくか、どう振る舞うかは人生100年時代の今、個人が考えなければなりません。
振る舞いや行いは注目されることはアイドル時代と少なくなりますが、やはり昔の名前で注目されます。セカンドキャリアを活用し、どう生きるべきかそれぞれが考えることは重要なのです。
たとえばサラリーマン時代、役員まで出世すればいろいろな方がちやほやします。しかし、定年後、役員の椅子を降りてプレーヤーの役割を終えると近づいていた人があっという間にいなくなります。
心を整理して、淡々として生きていくほど引き際を鮮やかにしていくのであれば、かなり上出来な人生でしょう。
アイドル時代や元役員には必要だった万能感を捨てて、普通の人として生活していくことは、本人にとっては厳しいですし、納得のいかないことかもしれませんが、このことを考えて生きていくことが人生100年時代を生き抜く智恵と考えていただければ幸いです。
60歳から始める個人事業主~サラリーマンを経験しなければライターになっていません
意外なことですが、中小企業のサラリーマンをやってよかったと思います。前職には、思うこともありますが、感謝はしています。そして同時に辞めて良かったとも思っています。
たった一度の人生です。最後は好きなことやって一花咲かせたいものです。50過ぎたら、少し自分に素直になることが許される社会であって欲しいです。サラリーマン時代に機関紙・機関誌の作成を請負っていたのですが、組織として業務を遂行するのですから、まあ書ける範囲は限られます。
そこでフラストレーションも自然と溜まるのですが、ボツになっていた企画や案がたくさんありました。私は独立した際、サラリーマンではできなかったことにチャレンジすることが一番いいと考えます。
50才を過ぎて、チャレンジというのもやや赤面しますが、人間はいつでもチャレンジする機会が与えられています。オッサンの冷や水と言われそうですが、私はまだ若いつもりです。サラリーマンを辞めてからむしろ、チャレンジャーの位置に立ち、若さを取戻したつもりです。
こんなことを言うと、若者から、「オッサン無理すんな」と言われそうですが、私は30代後半の若さで業務に臨んでいます。好奇心は、もともと旺盛ですから、アレは深く調べたら面白そうだとかいろいろと想像力が働く毎日です。
私はサラリーマンで辛い思いをしましたので、もっとサラリーマンが楽しく働きやすい環境で働いて欲しいですし、建設業で辛い思いをする現場監督や技能者にもっと光をあてるべきだと考えていました。
世の中、縁の下で頑張っている人たちがたくさんいて、世の中を支えているにもかかわらず報われていないことがあまりにも多すぎないかという疑問符が私にはありました。
貴族のような裕福な人ばかり人をあてるのではなく、影で支えている人はたくさんいて、その人がいないと回らない面もあるのに、知られていないことが多すぎる、働き方改革で意外と中小企業も頑張っているなどさまざま知られていないことがたくさんありました。
元々、企画屋でしたので、幻になった企画を持っていました。そしてその企画を立案すべく動き、ライターになったのですが、あらためて書くことがこんなに好きだとは思わなかったです。書くことに専念すれば、私の人生はより豊潤になりました。
60歳から始める個人事業主~三田佳子さんの次男 反社会的勢力を近づけないための智恵が必要でした
バブル時代にはCMの女王として君臨されていました三田佳子さんも悩みはつきないようです。
次男が覚醒剤で逮捕されましたが、覚醒剤をやめるのは大変です。ですから、好奇心でも覚醒剤に近づかないのが一番なのですが、悪ぶったり、東京の繁華街で粋がって取り巻きを連れて飲みに行っていると反社会的勢力が近づいてきます。
これは大王製紙の御曹司も同じですが、経済人の二世・三世と呼ばれる人には怪しげな人が近づいてきます。これをブロックするというのは、若い時は親の努めです。
しかし、親もブロックしきれないと、この反社会的勢力につけ込まれることになります。三田さんの次男も若いときから、覚醒剤を覚えさせられ、私はやめるのはほぼ無理だろうなと想像しています。
人間ダメにするにはカネとヒマを与えるとこうなるという社会実験ですが、反社会的勢力の怖さというのは働いている二世・三世に対しても言葉巧みに近づき、籠絡するところです。
会社であれば総務部、芸能人であればマネージャーがブロック役をつとめるのですが、始終取り巻きと飲んでいる人であれば完全にブロックするというのは難しいです。
親が成金だと、息子も最初からその生活に慣れていますから、人によりますが、中には派手に取り巻きを連れて豪遊する人もいます。ドンペリを開けまくったり、まあ色々な方がいました。そのカネは社員が苦労して稼いだのですが。そんな人はたくさんみてきました。怖いのはこういう二世・三世は反社会的勢力の格好のえさであるということです。
しかし、個人事業主にとってもあんまり他人事ではなく、やはり怪しげな人が近づくこともあります。私のような貧乏人は別ですが、小金をもっている個人事業主には噂を聞きつける反社会的勢力もいるとのことです。報道を見ていますと、覚醒剤がらみの逮捕での自営業者は決して少なくありません。
理由は分かりませんが、暇な時に覚醒剤で気分を晴らしたいということかもしれません。
ただし、私も最後に言いたいことは覚醒剤ほどではありませんが、タバコも立派な麻薬です。私がタバコをやめる時には離脱症状があり、禁煙鬱になりましたが、なかなか止めるのも一苦労でした。
報道によると三田さんの次男も覚醒剤から抜けようとしましたが、同様に鬱状態になったとのことです。もちろん、鬱状態についてはタバコと覚醒剤ではかなり違い、覚醒剤の方が依存度は高いです。ただし、タバコも依存度も決して小さくはありません。
タバコも覚醒剤も好奇心で手を出すことが多いのですが、依存度は想像以上に強いのです。
タバコをやめるのも禁煙鬱を超えてやめられたわけですが、覚醒剤はさらに依存度が強いため、止める方法は困難と言えます。
都内の繁華街で派手に取り巻きを連れていれば、反社会的勢力から景気のいい二世だと思われ、近づかれると言うことです。一番いいのは、地道に私のようにひっそりと暮らす方がよほど幸せかも知れません。
実は成金でも地味系の人がいて、本当にカネがあるのかなと思えるほど質素な生活をしています。
その人曰く、質素な生活をするのは、変な人が近寄ってこないための生活防衛だと言っていました。私は合点がいったことがあり、派手系成金のもとには、売れない芸能人、政治家、元官僚などさまざまな有象無象な人が近づいてきます。派手な生活を鼓舞するとカネのにおいにたなびかれて、いろんな人が近づいてくると言うのは理解しました。
派手な生活を一概に否定しませんが、変な人も近寄ってくることを自覚した方が良さそうです。
60歳から始める個人事業主~個人事業主は人がいいだけでは難しいです
人がいいと思われがちな私ですが、実は、ブラックな部分も包容しており、損をして得を取る性格も有しています。そういうことを一番、理解している人は妻ともう一人いました。
若い方でしたが私のことをよく分かっていました。仕事上で私のことを単にお人好しと評価する人が多数でしたが、ブラックな部分をただ1人見抜いた人物です。
その方は私のことをホワイトとブラックな部分の両方を持っていると評しましたが、その評価は実に正しかったのです。ブラックな部分は、『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造とそっくりですといっていました。
これは別に私に限ったことではなく、「光と影」は誰もが合わせ持つコインの裏表のようなものでしょう。そして性格の「光と影」は個人事業主には必要なことです。
サラリーマンの良いところはいろいろありますが、会社が社員を守る面があります。しかし、個人事業主には仕事以外でいろいろな人が勧誘がありますが、これは個人で守らなくてはならないのです。
場合によっては詐欺師、マルチ、儲け話をもってくる人などさまざまな人が近寄ってくることもあります。そういう人たちを撃退する必要がありますので単に人が良いだけでは難しいのです。
もちろん、クライアントには、影の部分を見せる必要もありません。
また、人によっては下請に対して、極端に見下す人もいますが、これは決して許される態度ではありません。対等のパートナーとしてお互いが敬意を抱きつつ、接すれば良い話です。仕事上でブラックな部分を露呈するのも感心しません。その方がいい仕事をお互いが出来ます。
私がブラックな部分を見せるのは、詐欺師のような人や以前書いた押し売り屋に対しても同様な態度を取ります。
あるいは会社を辞めるときもそうでした。丁重に対応しつつも、有給休暇確保のためには会社にあまり甘い顔を見せるわけにもいきません。そして退職を社長に認めてもらうためには、甘い対応ではとても無理です。社長に対してもきつい部分を吐き出しました。
裏切り者と思われるかも知れませんが、いい人でいすぎて辞められなかった人を見てきましたので、社長が納得するまで影の部分で対応したのです。
普段はこういう態度を見せることはありませんが、やはり退職か否かという重要な局面では、ホワイトで甘い顔だけでは辞めるのは難しい。実際、ただ辞めたいという人は辞められなかったです。人がいいだけでは会社を辞めることは難しいです。そして有休確保も甘い顔では認めないことだったでしょう。
時としてブラックな部分も必要なのです。
60歳から始める個人事業主~押し売り屋は時代遅れのビジネス
取材以外はほぼ在宅です。妻は仕事していますので、私の方が家にいることが多く、家に用事がある人は、ほぼ宅配便です。
基本、私は1日のウチ6時間くらい働く代わりに土日もない生活をしています。とはいえ、メリハリが必要で休むときは休みます。
日曜日は割合に原稿執筆が捗るのですが、中にはイマドキの時代に押し売りが来るのは本当に迷惑しています。これは個人事業主をやっている方全員に今こそ伝えたいことですが、電話やメールやあるいは直接家に来る押し売り屋は基本、全部無視すべきです。
押し売り屋は親切に、家をリフォームした方がいいですよ、ホームページもつくりませんか、新しいタタミは要りませんかと言っているわけではなく、お金を使わせようとしているだけなのです。
こういう人たちは私たちのなけなしのカネをいかに甘言を弄し、奪うかと言うことだけに頭が回っているのです。
ですから自主的にこれはこうした方が良さそうだと判断するのは良いのですが、押し売り屋の話は聞いていいことは何一つありません。
国はどうでもいいことを変えることは熱心ですが、押し売りを禁止する法律一本もつくれません。今こそすべての押し売り屋に、「もう昭和も終わり、平成もそろそろ終わり、近く新元号の時代です。押し売り屋の時代は終わったのです」と言いたいです。もう時代遅れなのです。
そういえばいいことの一つとして、新聞屋が来なくなったことです。私は新聞は図書館で一括して読むことにしていますが購読してまで読みません。ですから、新聞屋が購読しませんかと言われることは迷惑していました。
そういえば私の少年時代、押し売り屋は多かったです。母はよくまじめに対応していましたが、あんな対応する必要も無かったです。思い出してみると原野商法でどっかの山奥の土地まで売りつけようとしていたセールスマンもいました。
それでも今の時代マシなのは、母の時代はヤクザみたいな押し売り屋もいたことです。
ヤクザかムショ帰りを売りに押し売りしていた人もいました。あの時代、私も怖かったですね。
在宅勤務はストレスがないと言えばないのですが、ごくたまーに押し売り屋が来ること自体困ります。
60歳から始める個人事業主~社長とは適度な距離感を持っていた方がいいですね
人間一番大事なことは、引き際です。それは死ぬまでサラリーマンをやり、社長もそれを容認するのであれば別ですが、おおむね65歳になると、ほぼサラリーマン人生の幕を閉じます。
その際、あまりじたばたしない方がいいです。若い人に席を譲らないと会社は新陳代謝しないもので、老人ばかりが集まる老人ホームと化しますので、ラインから外れるべきでしょう。
人間ってなかなか綺麗な引き際をするのはとても難しい。私の知人が老後に再婚された方がいて、かなりの高齢者であるにもかかわらず、相変わらず働き蜂です。あの方と現在私のどっちが働いているかと言えば、年齢が私より20歳上でありますが、あの方の方が3倍~4倍働いています。
働き蜂って働き蜂としか生きていけないのだろうかと思います。もちろんその方は有能ですし、社長も手放したくありません。その気持ちは理解できますが、私は一方でその年なら人生を楽しめばいいのにと余計なお世話な気持ちもわきます。
その方は、もちろんお金には困っていません。ありあまる財力と資産があります。
私があの立ち位置なら、憧れのヨーロッパ旅行を楽しんでいます。仕事も大事ですが、その方は十分、使命を果たされたのです。もう第3の人生で奥様とヨーロッパ旅行を楽しんでもいいはずです。
結局引退するときは亡くなるときなのかという感想を抱いています。あそこまで働くとなると80~90歳でもヨボヨボになってもすごい人脈を持っているので社長も手放さないでしょうし、下手に社長に気に入られるとサラリーマン人生はやっかいだなと思いました。
そう考えると、社長とは適度な距離感を持っていて割と正解だったとも思います。もちろん、嫌われるべきではありません。好かれつつも一定の距離感を保つということです。距離感が近すぎると引退を認めないでしょうし、実際、社長のお気に入りの方が引退を申し出たとき、なかなか認めず何とか認めてもらったときは身体はボロボロになって引退後、すぐ亡くなってしまいました。
まあ見方によれば社長の犠牲者とも言えますが、甘言で残ってくれと言われても年齢や健康を考えると固辞した方が良かったのです。その方も人が良かったのでしょうが、人が良すぎても問題があります。
なにがなんでも引退すると社長の甘言を固辞すれば、社長も何にも言えなくなります。