新聞業界はまだまだ十分余裕があります
昨今、新聞が売れないとよく言われますが、新聞業界は十分余裕のある世界であり、当分困ることはありません。まあ不動産で食べることができる業界になりつつあります。
一番困っているのは新聞配達業界でしょう。
それに比べて、webニュースライターはまったく余裕がありません。
先日、とある会社の記者会見に出席しました。
一般紙・業界紙も当然それぞれ聞きたいことを質問するのですが、この内容について記事にした一般紙ほとんどなく、スポーツ紙が関連イベントで芸能人か来たのでそのコメントを記事にしたくらい。
あと医療業界のwebが詳しくとりあげたことくらいですか。記者会見後の記事では私はいつも他の媒体は報じたかというを気にするタイプで、ニュース検索をかけるのですが、なかなか一般紙での報道は厳しいと感じることがあります。
私もサラリーマン時代でのイベントを何回か一般紙を呼んだり、社長インタビューをセッティングしたことがありますが、これもほとんど掲載されることがなかったです。
業界紙は詳しく書いてくれますが、なかなか一般紙掲載はハードルが高いと感じることが多いです。
しかし、webニュースライターは内容は別としては記事を書かないと生活できません。なので、なんとしても記事にします。
実は記者会見に出席しただけでは交通費が出るくらいで、あとはなんにもないです。
一本いくらの世界なのです。
場合によっては人間関係を強めるため、記事にしないセミナーなどに出席し、交通費もロハの時もあります。こうしたセミナーはもともと宣伝色が強く記事にならない内容ですが、人間関係を深めるためには、出席には効果があるのです。
そのため、この団体にはお世話になり、何回か大きなネタを書いています。
ちなみにこの記者会見は女性ライター向けで、男性ライターにとってはやや苦手の分野ですが、得意とか不得意とか甘えたことを言うのは許されません。
一般紙はデスクや諸般の事情でボツになることが少なくないのでしょう。
取材してボツにするというのはまだまだ一般紙は余裕があると考えています。