ズバリ聞かれるライターの月収
実は、ライターがライターに取材することは時々あります。
格下のライターが本を何冊か出版しているその道の詳しい事情通のライターに話を聞いて記事にします。
これは、一般の方には理解できないかも知れませんが、本を紹介する代わりに、その業界の内容を詳しく教えてもらい、記事にするものです。
というわけでライターがライターに取材することは双方にメリットがあります。
まあ、ライターというのは色々な業界を取材しますが、最初は素人、2回目は経験者、3回目は業界事情通になります。
私も苦手分野は当然ありまして、IT関係はまったくだめで、割合に得意分野である建設業界でもITがからむBIMやCIMの記事はまったくかけません。
そんな中、ある業界で詳しいライターにインタビューして終わった後、その人は私よりも年上ですので、「キミライターで食べられるかい」と聞かれたことがありました。
私は月収について、「だいたいこんなものです」と率直に自分のおおまかな月収を伝えると、その方は、「おーそれはたいしたものだ」と言われました。
それでも私の今の月収は全然たいしたことがなく、サラリーマン時代と比べて大幅に減少していまして、稼ぐという視点から見ると、こんなものなのと言われることが多いです。
別のライターさんと話した時、実際、株やら不動産などの所得があるせいか、その所得があるおかげで食べていられるのが実情です。
私の場合、ローンがないことと子どもがいないことが大きく、何とかライターでやっているのは稼ぐよりも書くことや取材することが好きだということが大きなモチベーションになっています。
実は私の場合、もっと仕事をしようとすればできます。フルタイムで働ければ、今の月収の倍、現役時代と変わらないかそれよりも超える金額になるかと思いますが、そこまでして働こうという気はさすがにないです。
ところで冒頭に登場した業界事情通のライターさんは、年金が大きな所得でして、年金ライターさんは想像以上に多いのが実情です。