ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~デジタルにより孤立から連帯の世界へ

これからのオッサンたちは会社から去って老け込んで引退するような人生を送るべきではありません。ちょうどバブル世代の得意技はデジタルですので最大限に活用すべきです。

私は50代前半ですが、会社を辞めて引き籠もっているかと言えばそうではなく、WEBニュースライター、地域ライター、建設ライター、社史ライターなど色々と活躍する場所が多いです。

私がはるか生まれる前に多羅尾 伴内シリーズの「七つの顔の男」という映画がありましたが、私もいろんな顔を変えて人生を楽しんでいます。

時には経済的に、時には地域貢献という様々な理由で外出します。

昭和時代は会社を引退したら、それで終わりという生活モデルだったのでしょう。しかし、今は第二の人生をどう生きるかということについて、私たちシニアが実践しつつ、その人生モデルをみなさんとともにシェアしていきたいと考えています。

私はその意味でデジタルには大きな可能性が秘められていると思います。デジタルが進めば進むほど、その利便性に甘え、リアルのコミュニケーションが減少し、人々の孤立感は一層高まっていくのではないかという指摘があります。そのため、デジタル化によりヒキコモリが増えるとの指摘がありました。

しかし、私はそうは思わないです。デジタルを自身の意思で徹底的に使いこなし、もう一度、「人間らしさ」「人々との賑わい」を回復し、生き方もシェアすることで、元気なオッサンたちが活躍する場所を見つけ出すことも十分可能であるとの希望を持っています。

定年後、オッサンたちは、「こんな自分でももう一度活躍することが出来るのだろうか」と自問自答していることもありますが、私は、「自信を持ってください」と伝えたいです。

特に会社を退社し、所属先がなくなったオッサンは自己紹介もできなくなる人もいます。でも定年後の自己紹介は何でもいいです。私は先日も書きましたがKindle電子小説を執筆して「作家」と名乗ってもいいですし、経済が好きでしたら「経済学者」で啓発活動してもいいです。こういう世界は資格はありません。自称でいいのです。

デジタルで仕事を見つけ新たな生きがいも生まれるでしょう。そこで自信も回復します。デジタルで知り合った人々とゆるやかな仲間意識や会社とは違った第2の人生の中でつながりも生まれます。

私はデジタルは人々を孤立させるものではなく、連帯させるためのツールとして最大限活用できると期待しています。連帯というと政治的な思想を連想する人もいますが、私はそれはそれでいいと考えています。

まあ、私の場合は定年後の第2の人生シェアするために使っていますが。私は一足先に会社から卒業し、個人事業主になりました。ただし人生いずれかは、会社から卒業しますから時期が早いか遅いかだけです。

定年後の一番の違いは日常が大きく変わることです。会社に出社する必要が無いわけですから満員電車に乗ることもありません。仕事は自宅でのリモートワークです。

最初のウチは慣れないため、違和感があるかも知れませんがそのうち慣れます。日常が変化していく中でどう生きていくか、ワクワク感を持って楽しんでいきましょう。