ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~吉澤ひとみ容疑者のひき逃げ事故で思うこと

モーニング娘吉澤ひとみ容疑者の一連のひき逃げ事件で思うことはさまざまあります。

こういっちゃ身もふたもないですが、アイドルの寿命は短く、その後の人生の方がはるかに長いのです。スポーツ選手も同様です。

若い時に成功すればそれはまあちやほやされます。10代で成功すれば天狗になり舞い上がる気持ちも理解できます。

ただし、アイドルは消耗品で旬が終わると次のアイドルの台頭によって、アイドル人生の幕は閉じます。アイドルのピークや全盛期は短いのです。

その後、普通に俳優や歌手をやったり、結婚することも多いですが、私はよくセカンドキャリアと呼んでいますが、アイドル時代にセカンドキャリアを積んでおく必要があると提案したいところです。

これはサラリーマンも、いろいろな仕事をしている人にも当てはまります。華やかな第一線を退いた後、第2の人生をどう生きるかは私にとっては大きなテーマです。

その時、行いや振る舞いによっては現役時代の活動まで無駄になってしまうこともあるのです。

今回、ひき逃げ事故、アルコール中毒などが問題になりましたが、普通の人として生きていくわけですから、法律の遵守、反社会的勢力からの誘惑を断ち切ることなどいろいろなことをしなければなりません。

ひき逃げにしてもアル中にしても感心しませんが、普通の人として生きていくことは大切なことです。サラリーマンも定年後の人生を考えれば何らかのスキルを磨き、私のようなライターの仕事を淡々とこなす人もいます。

サラリーマンは定年後、それぞれの道を歩むように、アイドルも同様です。その時、なんで食べていくか、どう振る舞うかは人生100年時代の今、個人が考えなければなりません。

振る舞いや行いは注目されることはアイドル時代と少なくなりますが、やはり昔の名前で注目されます。セカンドキャリアを活用し、どう生きるべきかそれぞれが考えることは重要なのです。

たとえばサラリーマン時代、役員まで出世すればいろいろな方がちやほやします。しかし、定年後、役員の椅子を降りてプレーヤーの役割を終えると近づいていた人があっという間にいなくなります。

心を整理して、淡々として生きていくほど引き際を鮮やかにしていくのであれば、かなり上出来な人生でしょう。

アイドル時代や元役員には必要だった万能感を捨てて、普通の人として生活していくことは、本人にとっては厳しいですし、納得のいかないことかもしれませんが、このことを考えて生きていくことが人生100年時代を生き抜く智恵と考えていただければ幸いです。