仮想通貨とプロパガンダの世界
仮想通貨で大儲けしている人も多いです。ランサーズやクラウドワークスなどの副業で、仮想通貨の記事を書きませんかとのお誘いもあり、仮想通貨は今は旬の話題とライター業界でも感じることがあります。
仮想通貨で億を稼いで「億り人」という言葉もあります。
そんな中、大手仮想通貨取引所のコインチェックが仮想通貨580円分が流出したと発表し、一気にこの業界に冷や水を浴びせた話題がありました。
私は地味に働いていますが、一方、株と投信をやっています。
儲けたい方は新興株で狙い澄まして、一発大金をゲットしたいという気持ちはありでしょうが、私の株は保有はほとんどが建設株です。
しかも売り買いは一際せず寝かしている状態です。私の株保有の目的は以前、書きましたが、ゼネコンの株主総会に出席し、質問し、それを記事にするのが目的ですので、このあたり前に記事にしました。
私の株保有の目的は、記事作成が一番の狙いで、2番目はちょっと上がればそれでよしとしています。
そこでゼネコン各総務部と広報部におかれましては、よろしくお願いします。
なので、リーマン・ショック級に株が下がったとしても建設株を手放すことはありません。
では、仮想通貨に手を出したかと言えばそれは一切ありません。ただ580億円の仮想通貨が流出するというのは大事件ですので、これから金融庁も本腰を入れて監督して行かざるを得ない立場になります。
コインチェックが今後、取引所として存続できるかと言えば難しいです。バックに巨大投資家がついているとか、なにか基盤があれば別ですがそういうことでもありませんし、顧客は大損をこうむる可能性が強いです。
気の毒なのは分りますが、仮想通貨も投資の一環ですので、そこはやはり、取引所にどのようなバックグラウンドがあるかを調べることも大切です。
実際に投資された方のご意見は貴重ですのでリンクを貼りたいと思います。
私が愛読しているてるてる坊主さんのブログ「雨のち晴れ」では詳しく書かれておりますので仮想通貨の世界を知るためには参考になり、さらに記者の姿勢について問う内容になっています。
これはライター業界にいる私としても肝に銘じなければならないと思います。
ヒートアップしますと、取材相手に対する人格否定を行なう記者がおりますが、本来あってはならないことです。
なぜ、今回、仮想通貨について取り上げたかと申しますと、世の中のサイトには、さも客観性を装った記事の中には、プロパガンダが数多く潜んでいるということを伝えたいのです。
そして話題をライター業界と仮想通貨に話を戻しますが、仮想通貨を礼賛している記事の多くは、依頼があって副業としてライターが執筆しているケースも多数あることを忘れないで欲しいのです。
ライターが騙す意図がなくとも、運営の方が仮想通貨に対する投資を誘導する意図がある以上、そのサイトには思惑があるのです
ネットの記事というのは依頼があって記事を作成する。そしてなるべく検索上位に来るようSEO対策を行ない、そのサイトに誘導するような仕組みになっています。
これは仮想通貨に限りません。たとえば、健康食品などいろいろなことにも言えます。
金融に素人のライターが、ネットから情報を拾い集め、ライティングを行うことはとても多いことを頭に入れて、投資の方法をご自身で考えて欲しいです。