ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

定年退職後にイキイキと生きるためには。。

60歳を向かえて、「再雇用」か「定年延長」か迷う人が多いことは以前書きました。

私は、「したいことがなければ再雇用」がベターという案を提起しましたが、理由は、何の目的もなく、街を歩いたりしても、面白いことはそうそうあるものではありません。

やはり、社会とのつながりは、会社員だからこそあるもので、一方個人事業主は、仕事を通じて社会とつながりを持ちます。

会社員を辞めて何もしなければ社会とのつながりがまったくなくなり、孤独感を抱くことになります。

定年退職しますと社会とのつながり方が変わるのです。ちなみに、私は現役時代、部下を可愛がっていたから、いつでも会社を訪問しても歓待してくれるという考えであればそれは捨てた方がいいです。

会社員同士のつきあいはやはり現役時代に限ったもので、OBがぞろぞろと会社に来られても迷惑なものですし、仕事の邪魔になります。

ですので私は退職した会社を訪問することはありません。

現役時代に培った名刺は、あくまで会社同士のつきあいであり、それが会社を離れた場合、使うことはできません。

定年後、平日にぷらぷら出かけてもすることがなくて帰宅してしまうケースはよくあることです。

そしてそのまま老いていくことが多いのですが、第二の人生でも現役時代よりも多少なりとも、目的、責任感、役割を負う業務を行なう方がいいです。

今、私はある会社から11ページ作成というトンデモナイ仕事を請負っていますが、これには締め切りがあり、発行日も決まっていますので逃げることはできません。

この仕事が終わるとは次は、先日電話がかかってきて、社史関連で36,000字の執筆がありますが、これもなるべく早く書かなければなりません。

これも同様に締め切りがあります。

どのような業務でも一定の責任と相手の期待があるわけで、これがあるのとないのとでは定年後の人生はずいぶん異なります。

もともと書くのが好きでしたのでこの仕事をしているのですが、定年退職後、イキイキと生きるためには、やはり自分が好きだったもの、好きなものについて仕事にするということが大切であると思います。

それはなんだっていいです。必ずこれは私にしかできないとかさまざまあるはずです。

だから私は好きなものを見つけましょうと提起しています。人生100年時代と言われるようになりましたが、まだまだ先は長いです。

その先の長い人生を元気で過ごすことはいつだって始められます。このタスクは、50歳くらいからはじめてもいいでしょう。