ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

webニュースサイトは過当競争にある

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webニュースの収益は広告ですが、過当競争にあります。

自分がwebニュースに執筆して以来、感じることはやはり、過当競争かなということです。

一般紙であれば朝日読売毎日産経のせいぜい4紙ですが、webニュースサイトは星の数ほどあります。

多くは広告による収益ですが、まあ儲かっているから参入するサイトも多いのでしょう。

しかも、芸能や経済だけではなく、業界紙のようなwebサイトもあり、業界に特化したwebニュースも含めますとさらに多いです。

実際、紙の媒体ですとハードルが高いこともあり、そもそも紙媒体が収益が上がるかどうか分りません。

たとえば、建設業界紙は年間約10万円の購読料金ですが、イマドキ10万円をポンと払える会社は限られています。確かに、役所やゼネコンも購読していますがビジネスモデルとしては限界がどうしてもでできます。

実際、購読者層は約1万部というところがいいところではないでしょうか。

そして業界紙は記者を直接雇用するため、社会保険などの諸経費もかかります。ハードルが高いというのはこういうことです。

しかし、webニュースですと、ライターは請負契約ですし、印刷費用がかかるわけではありません。ですので初期投資が少ないと言えます。

参入障壁は明らかにwebニュースの方が低いです。

webニュースの編集部は若い人が多いです。層は、30代~40代。業界紙の中枢が50~60歳代だとすると世代も全然違います。

私はどちらかといえば業界紙世代ですが、業界紙と同じ発想をしていけば残念ながら取り残されるため、日々新しい発想を取り入れたいところです。

わたしはwebニュースでも建設業に特化した内容も執筆していますが、建設業界紙と同じような発想で記事を執筆していれば通用しません。

webニュースライターの方がよりシビアな世界です。

参入のしやすいwebニュースサイトですが、今後、増えすぎましたので淘汰もされるのではないかとも考えています。あまりにも数が多すぎます。

しかし、業界に特化したサイトはそれなりに存続が可能な気もします。webニュースサイトは成長株かも知れませんが、サイトの乱立のため、今後どうなっていくか注目したいです。