ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

個人事業主のあり方 集中と選択

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今回、企業系ライティングのプロジェクトに参画し、そして撤退したことに自身大きな反省点があります。

企画会社を通して企業から委託されていたライティングをこの1年間何回か行ないましたが、いずれも実のある成果が得られず、金額的のメリットは少なかったです。その反面、労力は多かったです。

今回、色々と企業ライティングと企画会社と打ち合わせをしましたが、失望することは多く、先方が論点がまとまっていない仕様書をもとに、ライティングを要請されたこと、2点目は労力と比較して請負金額が安すぎることでした。

これは別に、この企画会社だけではなく、別の会社も同様でした。

さらに一切、打ち合わせもなく、書類を投げられて「あとはこれでよろしく」という姿勢の企画会社とパートナーを組むことはやはり難しいと感じました。

そこで今回を機会に、企画会社を通した企業系ライティングからすべて撤退することとしました。

この2日間、企画会社との電話やメールでの話し合いと打ち合わせに労力を費やしましたがすべて徒労に終わりました。

そこでではなにをやるかといいますと、建設・経済・政治系webニュースライティングの深化。

強みはやはりwebニュースですので、その幅を広げつつ、深化していく方針をより強めるべきだと総括しました。

もう一つは、人事・不動産関係雑誌から時々依頼がありますのでその依頼にしっかりと応えていくこと。

3点目は、社史編纂です。社史編纂は通年かけて行ないますが、今、ノウハウも吸収しつつあり、得意分野を活かしていくことが、個人事業主として生き残る道かなと考えます。

ライターをスタートした時はなんでも請けるという姿勢でしたが、このやり方では方向性を見失いますし、ライター・長井としての得意分野を必ずしも生かし切れないことが分りました。

ライターもやはり個別の差別化が必要であり、差別化を拡大するのではなく、深化する方向で進んでいきたいと思います。

ですから、「捨てる業務は捨てる」「深化すべき仕事はより深化する」という方向で進んでいきたいと思います。

しかし、この「捨てる業務」を決定することは結構勇気があり、他のライターがうまくいっていればなおさらでしょう。

「ランチャスター戦略」の基本的な考え方ですが、こういう方向で進んでいきたいと思います。