ライター 長井の気ままな生活

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ブラック企業の内実とは 新卒者と転職者に見て欲しい

biz-journal.jp

ビジネスジャーナルで、「最新版ブラック企業332社リストが波紋…いまだに長時間サービス残業の悲惨な企業」を執筆した。詳しくは上記にリンクを張ったのでこちらを見て欲しい。

特に、そろそろ内定をもらう学生さんも多く、自分の将来がある程度決まっている方も多いだろう。そういう中で、どこがブラックかを見極めるいいチャンスだと思うので、私ながらの私見を述べたい。

実は記事にも書いているが、中小同族会社はブラック化しやすい。大手だと電通などの名前があがるがそれよりもはるかに問題なのが、ワンマン社長、オーナー社長である。こうした社長は法律よりも自分の考え方を優先する傾向にある。

だから受注のチャンスだと考えれば、当然のことながら、従業員に無理をさせる。無理をさせれば当然疲弊するわけで、従業員も去ってしまう。そしてハロワで募集を繰り返し、行なうということだ。

もちろん、従業員に対して配慮もあり、しっかりと福利厚生を行なう社長もいるのも事実。だからそれは人による部分が大きいのだが、ワンマン社長の個人のパーソナリティーによってブラック化するのは簡単なのだ。

たとえば仕事が忙しいから明日から朝8時から夜の12時までといったら、それに従わなければならない。

また、こうしたオーナー会社には自分が役員でもないのに率先して忠誠を誓い、長時間労働を押しつける人もかなり存在する。私はこのことを自己家畜化現象と呼んでいるのだが、不思議なことにそういう人もいるのも事実だ。

こういう会社に入社したらどうしたらいいかといえば、それは自分で決めてもらうしかない。労働条件が改善するわけでもないし、一生ブラックで働くか転職するかそれは人それぞれだから私は何も言えない。

ただ体力的にもきついし、精神も病むだろう。我慢はものすごく身体と心をむしばんでいくから、ダメだと思ったら、その時、会社を去った方がいいかもしれない。