ライターはいつまで続けられるのか
ライターは続けられるのかというと結構コレが難しい。編集プロダクションや出版社に話を聞くと人知れず消えていくライターは多い。
だからライターと名乗れば安泰かというと道はかなり厳しい。
ある編集プロダクションとの打ち合わせで話をしたことは、ある日電話がつながらなくなったライターがいたり、電話番号が変わったり、諸事情で連絡がつかなくなったライターも非常に多い。
だから私が言うのも変だけれど、青雲の志をもってライターを目指すんだと意気込む人がいれば、「ちょっと考えたらどうだろうか」と助言をする。
たとえば今は安泰でも大きな仕事であった雑誌やサイトが消滅することも少なくない。紙媒体でも毎日のようにどこかが休刊・廃刊する時代で、キュレーションサイトも一気に潰れた話も前にあった。
そこで雑誌やサイトの消滅と共に廃業したライターも少なくないだろう。
キュレーションサイトで書いていたライターには申し訳ないが、まじめに取材して執筆しているライターにとっては迷惑だったという声もあった。
ただし、出版社が主催するライターの集まりに出で見ると中には70歳くらいだろうと思える大御所ライターもおり、何か得意分野があれば生き残れることも出来そう。
ライターはいつまで続けられるのかと聞かれれば人によるとしか言いようがない。
だからいつでも営業は欠かせないし、安泰だからといって同じ所ばかりに書くと、あとで痛い目に遭う。
個人事業主はライターに限らず、どこも同じ傾向だと思う。