沖縄旅行記11~玉泉洞 洞窟探検しながら「下りる」意味を考える
首里城を後にして、今度沖縄ワールドに向かいます。時間があれば、ここでじっくりとするのもいいのですが、時間的に玉泉洞という洞窟とエイサーを見ることしかできませんでした。ただいずれも素晴らしいです。ただ、エイサーは写真撮影は禁じられていましたのでこちらのシリーズに掲載することはできません。申し訳ないです。
洞窟も私の文章よりも写真をご覧いただいた方が良いと考えます。
私はライターの仕事をしていますが自然に関する表現力はあまりないんです。インタビューして相手が主張したいことをまとめるスキルはあっても小説家のように大自然に対する表現能力は期待できません。
この洞窟結構長くていつまで続くのかなと思いました。40分ほどで地上に上がりましたが。沖縄の大自然は海のイメージもありますが洞窟もかなり見るべきところがたくさんあります。沖縄の魅力って一回行っただけではなかなかすべてを網羅することはできないと思うのです。こんなところにも沖縄のいいところがあるんだなと感心するところが多いです。そのうちの一つが玉泉洞です。
そして重ねていいますが、この洞窟の写真はいいと言う方いらっしゃるでしょうが、実際の光景の方がさらに良いです。私たち夫婦は長年沖縄にあこがれていましたが、ようやく夢がかなったという感じです。
以前勤めた会社のある女性事務員がよく沖縄に行っていましたが今思えばその気持ちは理解できます。私は一定の休みを取るのは難しい立場でしたのでこの女性事務員のような休暇取得は無理でして、会社を辞めてから旅行を楽しんでいます。
今の私は社会的立場はゼロに等しく、ライターで細々と妻と一緒に生活していますが、今の人生はかなり幸福です。
会社を辞めなければ妻と一緒に洞窟探検を楽しむこともできなかっただろうなと洞窟を歩きながら考えていました。人生は何が幸福かはわかりません。一定の役職について、指揮を執るのもいいでしょう。
しかし、十分働いてきたこともあり、ここで人生を「下りる」選択をしました。
わたしは時折、とるてさんのブログを紹介するのですが、もっと世の中はとるてさんの思考が広がればいいのにと思うことがあります。洞窟を下りつつ、自分の人生も下り道ではありますが、それは決して悪くありません。
幸福感を得られるためにはどのような道がベストであるか、50代半ばになった今、考えているところです。
最後までお読みいただき、感謝します。読者登録よろしくお願いします。