ライター 長井の気ままな生活

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沖縄旅行記5~この世の楽園で琉球民族発祥の地 古宇利島

 沖縄旅行ですとバスツアーを利用するのがベストです。もちろん自分でレンタカーを借りて運転することもありですが、運転の良しあし、移動の効率性を考えれば、バスツアーが望ましいです。バスツアーはいろんなコースがあります、是非、様々なルートを検索して、旅行を楽しんでください。

 沖縄二日目は北部周遊の観光バスツアーです。那覇→古宇利島→沖縄美ら海水族館→ブセナ海中公園→美浜アメリカンビレッジ那覇のコースを選択しました。

 まず古宇利島です。ここは本当に絶景です。ちなみに、古宇利島は「恋の島」とも呼ばれています。実はこの古宇利島こそが琉球民族発祥地であると示す伝説があります。

 ガイドさんの説明によると、古宇利島に空から男女二人の子供が降ってきました。彼らは全くの裸で、毎日天から落ちる餅を食べて幸福に暮らしていました。

 最初はそれに疑問を持ちませんでしたが、もし餅が降らなくなったら餓死するのではという不安を抱き、毎日少しずつ食べ残しました。ところが二人が貯えを始めたときから餅は降らなくなりました。二人は天に向かい声をからして叫びましたが餅が二度と降ってくることはありませんでした。

 ここで私は蛇のような存在はないのかとも思いましたが特にないようです。貯えること自体が神からすればタブーであり、男女二人はそのタブーに触れたことで神の怒りを買ったとも思えます。伝説の始まりの時は、地に降りた人間は、最も神に近い存在でありますが、タブーに触れたことで人間になるのかもしれません。

 そこで二人は浜で生活するようになり、魚や貝を捕って生活と労働の苦しみを知り、男女の違いを意識し恥部をクバの葉で隠すようになりました。この男女二人こそが琉球民族の発祥でここから増えていったということです。

 南国の島らしい伝説です。北部周遊ツアーの中で最も北に位置する古宇利島ですが、那覇から一気にここまで進みます。

 百聞は一見にしかずといいますが、まずは写真をご覧ください。

 

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 まあこんな感じですが、私たちはとてもこの島の美しい風景に感動しました。この伝説が本当かはわかりませんが、私は伝説は史実を投影した姿と考えていますので馬鹿にできません。あるいは古宇利島が日本でいう天孫降臨の地であり、男女二人は瓊瓊杵尊のような存在であったのでしょうか。

 ただし、人は美しい風景を見ると心底癒されますし、外国人も含め多くの人が来るのはある意味当然です。

 楽園のような地である古宇利島は各国から観光客が来ます。私たちはシーズンオフでしたので、まあかなり楽しめました。何よりも天気が晴れ渡っていたこともポイントが大きかったです。

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