沖縄旅行記3~那覇市役所 自由奔放なポストモダン建築とシーサーとの出会い
レンタカーのクルマを返した後、ホテルに戻って少し休みました。
その後、那覇市役所を抜けて国際通りに向かいました。実は、この那覇市役所は、まるでダンジョンか要塞のように素晴らしい建築です。この建築自体が私にとっては観光場所です。
意匠・構造設計は地元の設計会社である国建、施工は地元ゼネコン最大手の國場組です。私は地方の工事は地方に任せるべきとの考えであります。国土交通省も地方のゼネコンを育成する方向ですが、那覇市役所のような大きなプロジェクトを地元会社が設計し、施工することはベストであると考えます。
これだけの自由奔放な設計は、なかなか見られません。合理性と機能性を追求したモダン建築に対して、その異議申し立ての観点からポストモダン建築が生まれましたが、那覇市役所はポストモダン建築の見本です。私は日本でも、東南アジアでもポストモダン建築を見てきましたが、実はわくわく感はなかったです。何も感じないというのが本心でしたが、那覇市役所は素晴らしいです。
那覇市役所の正面で、夜はライトアップしていました。この風景とダンジョン感のある建築にとてもふさわしいです。
このダンジョンに入り込めば、ひょっとしたら魔石や宝物も入手できるのかな、あるいは魔王が現れるかもと想像し、昨今流行りの異世界転生ラノベのシーンを思い出しました。
那覇市役所抜けて国際通りを夜歩いていると結構客引きがすごいです。ホテルにあった沖縄で注意すべきことを読むと客引きには注意してくださいと書かれていましたが想像以上でした。
シーサーについては後述しますが、建築現場にもシーサーを配置していることに驚きがありました。地域特性で建設現場も変わりますが、あるホテルを施工している準大手ゼネコン・熊谷組も沖縄の習慣に合わせたことはとてもいいことです。
熊谷組のマスコットとして「くま所長」が全国の現場で飾られていますが、背景は沖縄の名所を描写しています。
とにかく国際通りは飽きません、食事する場所、お土産屋さんも多いです。実は私たち夫婦はかりゆしを買おうかと迷いましたが、地味系の夫婦なので似合わなかったので買いませんでした。
買い物については最終日に買いました。食べ物ばかりでしたが。実際、私たち夫婦はとてもエンゲル係数が高く、食道楽の道まっしぐらです。珍しい食材があると食べたい気持ちが止まりません。
そんな私たちが選択した店を次回紹介します。
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