ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~個人事業主に向いている人と向いていない人

 1月8日、私は取材で茅ヶ崎に行きました。サラリーマンにとっては、出勤先は会社なのですが、私の場合は取材先が変わるので正月初出勤は茅ヶ崎でした。

 

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茅ヶ崎駅

 さて本題です。私はなるべくであればサラリーマンとして研鑽を積んだ後、オリンピックみたいにみんな個人事業主になればいいと思っています。やはり社会性を学ぶ上では一度はサラリーマンを経験した方がいいです。学生からいきなり個人事業主という道は賛成しません。これは職人にも言えることです。年末ある工業高校を取材したのですが、ある高校生は専門学校に通った後、尊敬する大工の元で修業し、それから独立したいという思いを語っていましたが、私はこの道は最適解に思いました。

 私は高校2年でしっかりとしたビジョンを語れる学生ではなかったので、今の学生はしっかりしていると感心しました。ちなみに、私が大学に進学した最大の理由は、「高校卒から就職したくない」「大学出ておけば潰しがきく」という理由です。もっとも文学部卒でありますから潰しがきかない社会生活を送ることになりました。私の場合、サラリーマンを色々と経験した後、個人事業主になりました。

 「みんな個人事業主になればいい」と書きつつも、それは難しい面もあります。世の中、サラリーマンか個人事業主に向いている人はぞれぞれいて万人が個人事業主に向いていると言うことではありません。

 上からいわれて素直に業務を黙々とこなす人は明らかにサラリーマンに向いています。こうした方は無理に個人事業主になることを薦めません。忍耐力が強く、変化を好まず大過なく過ごしたいとの考えであれば、サラリーマンを続けた方がいいかもしれません。

 逆に好奇心や変化を好む人は逆に個人事業主に向いています。私のホームグランドは建設業ですがそれでも建設に限らずいろんな記事を書いています。こんなことを言うのもなんですが、多少常識から逸脱しても良いというのびのびとした発想があればなおさらいいです。

 ヒントがあればこれはいいネタだと言って常に挑戦することも必要ですし、これはダメだなと思えば柔軟に撤退するやわらかい思想が必要です。

 ここで言いたいことはサラリーマン生活では社会性を学ぶ点ではいいのですが、常識にとらわれすぎて無難なサラリーマンを目指すのであれば残念ですが個人事業主に向くかと言えば否です。やはりサラリーマンでありつつも尖ったところが大切なのです。組織人として優秀でも事業主として優秀かは別です。

 そこでサラリーマン時代に自由で革新的な考え方を涵養することも後の個人事業主の道を切り開くことになります。ですから、このあたり自身が個人事業主になりたいとのことであれば、自分をチェンジすることがとても大事なことです。

 それこそ、思想的には保守思想にどっぷりつかっていた人がいきなり進歩思想へ転向するようなモノの見方の大転換が必要です。これはもののたとえで個人事業主は進歩思想家でなければならないということではなく、サラリーマンから個人事業主になると言うことはこのような思想転換を余儀なくされます。後は行動あるのみです。

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