ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~代行業という仕事

 私のビジネスモデルは編集者に成り代わって、取材・執筆をしています。ふと思いましたがこれは代行の仕事です。

 今は、掃除代行、墓参り代行、お客さんが決まっていれば営業の代行もありますし、経理、総務、広報、電話番代行、秘書代行買い物難民の買い物代行となんでも代行に頼む社会が来るのではないでしょうか。

 私は朝、満員電車に乗って9時に出勤して、夜8時まで勤務の働き方はできません。そして実は私のようなタイプの人間はそこそこいて、人の仕事の代行の働き方をしている人はいるのではないかと推察しています。要するにサラリーマンやOLとしては働けないですが、人の仕事の代行で食べている人は今後増えるのではないでしょうか。それはたとえば掃除のプロであれば掃除代行の仕事をしている人もいるでしょう。

 私はこれから中小・零細企業も大企業も人を雇用することが難しくなると思います。大企業は戦略的に、フィンテック、AIやRPAを使い、人を大幅に削減します。日本を代表するメガバンクも社員の1/3を削減するという思い切った方針を打ち出しています。大企業が代行を使うことはあまり想像していませんが、なるべく人を雇用しないで済むならその方法を採るでしょう。中小・零細企業については、人を雇用することが社会保険の負担に耐えきれず、代行を使っていく時代が到来すると思っています。中小・零細企業は本当に必要な人材を考えた場合、かなりの業務は代行で対応可能です。

 要するにこれからのトレンドは、会社は規模の大小を問わず必然的にスモール化していくのです。しかし、一方、仕事はあるので業務そのものを代行に頼むということになります。正社員はその代行が正確に仕事をしていくかの管理をすることになると思います。ですから正社員は今後要求される業務はかなり厳しくなります。

 私が提案する「60歳からの個人事業主」ですが、広い範囲での代行という仕事を受注するビジネスモデルの筋は悪くありません。定年まで正社員の仕事をし、定年後は、実務の代行という仕事をするビジネスを提案していますが、仕事そのものは大量に発生します。しかし、それをこなす人間がどれだけいるかと言えば心許ないというのが現状で、ここにビジネスチャンスはあると考えます。

 そしてこれからも人手不足のトレンドはずっと続きます。業務はあっても実際の作業する人間がいなければ会社にとっては困ります。それを埋めるのが代行業という仕事です。さらにいえば、代行業でマネジメントできる人間がいれば、正社員そのものが不要になります。会社としては代行マネジメントと契約すれば済む話です。

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