ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~個人事業を行なうことでオジサンは再生する

 「月日がたつのは早いものです」

 今はこんな感想を抱いています。私が2年前に退職届を会社に提出し、翌年の1月1日に独立してもう2年がたちました。自分の生きる道は会社だけではなく、60歳になったら独立しようと思っていましたので、それが速まった感じです。

 自分は個人事業主に向いているとは思わなかったのですが、実は向いていたのかも知れません。それとも心の底では雇われは嫌で嫌で仕方がなかったのかも知れません。

 ところで、世間では辛辣な言い方をする人もいて、我々世代に向けて「50歳を過ぎたサラリーマンは新しい価値を生まない」という批判もありました。

 ずっと同じ会社にいれば、確かにそれは一部あたっているかもしれませんが、もし環境を変えれば、第二の人生で再生することもあります。他人から見れば私の個人事業の開始はギャンブルのように映ったかも知れませんが、私は個人事業を行なうことで学ぶことに貪欲になりました。

 実は、サラリーマンでの仕事は一定期間を行なえばマンネリ化するものですが、個人事業での仕事は新たな仕事を創造しなければなりませんから、自身のマンネリ化を打破しなければならないのです。特に私はモノを売り買いする仕事ではないので、ある意味企画が商材です。年中企画を考えています。そのため、本も読み、ネットでの動向などさまざまなトレンドを追っています。

 こういうことをやっていると頭が若くなり、活性化します。何しろ、個人事業主は、なんの保障もなく、何もしなかったら賃金が払われないのです。ですから、企画=賃金なのです。定期収入が入ってこない以上、企画を常に考える立場におります。その企画を検討するにあたり、情報集めが必要で色々な展示会に行ったり、図書館で新聞読むことで企画のネタを探すのです。

 企画力が食い扶持の源泉になります。個人事業の生存率が少ないので起業は難しいのではと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ライターの世界は当たり前のことを丁寧にこなせばなんとかなります。

 私は大事なことは若さだと思います。私も50歳を過ぎていますから年齢的にはいかんともしがたいことですが、柔軟な発想を受け入れることこそ脳の若さです。脳の若さと足腰の健脚が続けば個人事業はいつまでも続けられます。

 それに私にとって「はてな」はとても楽しかったです。飽きっぽい私がここまで続けているのも奇跡です。

 今年も本日で終わりです。そういうなかで妻をはじめとする皆様に支えられてここまで来たことに感謝の言葉で締めくくりたいと思います。ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。

 最後まで読んでいただき、感謝します。読者登録よろしくお願いします。