ライター 長井の気ままな生活

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台湾弾丸旅行6~台湾タバコ事情 台湾は喫煙者にとても厳しいですよ

 台湾は南国ですから、喫煙者に緩い国であると思い込んでいましたが、ドイツ並みに厳しいです。台北市と東京都のどちらが喫煙者に厳しいかと言えば、明らかに台北市です。東京は、新宿駅などの中核駅付近では喫煙場所を確保しています。台北市には、その喫煙所がありません。

 桃園空港に降りたとき、喫煙場所を見つけようとしましたがまったく見当たらないことは少々驚きました。ちなみに台湾旅行中、屋内で吸える場所を探しましたが、まずないです。飲食店は日本はまだ寛容で吸える店も中にはありますが、士林夜市でも吸える店はなかったですし、そもそもタバコを吸う人をみかけることが日本と比べてとても少ないのです。私が行った店は外見ではタバコに緩い店のような印象がありましたが、すべて禁煙でした。

 ちなみに、私たち夫婦が宿泊したホテルも禁煙で、吸ったら罰金を取りますと書いてありました。宿泊するホテルでタバコをまったく吸えないというと喫煙者にとってかなり厳しいでしょう。ニコチン切れでイライラがたまることは想像できます。

 私は、個人事業主になった直後香港に行きましたが、屋内に厳しく屋外はかなり緩いものでした。台湾での喫煙場所は屋内はほぼ禁煙となると吸える場所は屋外のみです。屋外でも歩きタバコは厳禁で、屋外で喫煙可能な場所を探して、小さくなって、携帯灰皿を用意して、吸うしか無いです。台湾と香港のタバコ事情は共通しているところがあります。もっとも香港の場合は、灰皿を用意していますが、台湾は甘くありません。

 ですからホテルに宿泊している喫煙者もタバコを吸いたくなったらいちいち外へ出て路上喫煙するしかないのです。台湾と比較すると、日本は現段階では甘く、都条例と改正健康増進法の施行をもってようやく台湾並みの喫煙事情になります。

 日本はタバコに厳しいと思い込んでいる人もおりますが、実は台湾の方が厳しく、日本はまだまだドイツなどの先進国に追いついていないというのが実情なのです。

 罰金については他のブログからの転用で申し訳ないですが、2000元(約7,700円)から10000元(約38,300円)とかなり厳しいです。東京都千代田区条例では確か2,000円くらいでしたので、喫煙者にとっては台湾は優しくないのです。ちなみに、電子タバコは持ち込み禁止です。

 私は妻から、「タバコをやめられて良かったでしょう」と言われました。私は「その通りだね」と答えましたが、台湾でも路地裏などで身を小さくして路上喫煙している人々を見ると、タバコに優しい国はなくなったなあと実感しました。

 海外旅行を楽しむとなればやはり、禁煙した方がいいのです。先進国の中でも日本はタバコ規制が緩い国であると実感するのは海外旅行の時です。

 そしていよいよ九份編です。