ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~セブンイレブン都内灰皿撤去

 セブンイレブンが都内の灰皿を撤去することを決めたというニュースが流れてきました。遅かれ早かれ、私は都内でタバコが吸える場所はなくなるだろうと想像していました。タバコに対する批判も大きく、喫煙者のマナーも良いかと言われれば、中々それも難しいです。

 個人的には都内に点在するコンビニの灰皿で吸えるというのは本来あり得ません。都内23区はそれぞれの区の条例で歩きタバコやぽい捨て禁止でして、コンビニの灰皿はそもそも区条例に合致しているかといえば極めてグレーな立ち位置でした。

 そして都条例や改正健康増進法に照らし合わせれば、コンビニ灰皿が適法かといえば、違法になる可能性も強くコンプライアンスを遵守するコンビニの立ち位置からすれば、撤去は当然のことと言えます。一応、施行は2020年4月1日ですが、それ以前から行なった措置です。

 それにコンビニの近くに住んでいる方からすればタバコは臭うでしょうし、近くにマンションがあれば「撤去しろ」と苦情が来ていたのは想像できたことです。

 これからローソンやファミマなどのほかのコンビニも灰皿撤去の動きは追従するでしょう。それに今は、ガッツリいえば喫煙者は30%にも満たないので社会全体が喫煙者に対して気を遣ったりサービスする必要が無くなったことも大きいのです。むしろ、非喫煙者に対して厚いサービスを行なう方が時流にかなっています。

 コンビニだけではなく、様々な喫煙場所がオリンピックを前に次々と撤去されることは間違いないでしょう。そしてこの都内の措置はあっという間に全国に波及して、禁煙ホテル・旅館も増加し、タバコを吸える場所は自宅しかなくなります。

 私は大学入学とほぼ同時に吸い、ほぼ30年間つきあいのあったタバコとおさらばしました。潮時ですし、チャンピックスという薬の力で禁煙できました。今は吸いたいと思いません。

 私が禁煙を始めたのは、改正健康増進法と都条例を見た瞬間、「これ吸う場所なくなるわ」と理解し、別に国や都に反旗を翻しても勝てないことも分かっていたので、白旗を揚げて禁煙に取り組みました。

 私は個人事業主は禁煙をした方がいいと思います。サラリーマンであれば会社が守ってくれますし、会社のトップが喫煙者であれば喫煙そのものに甘くなります。以前の会社はタバコ天国でした。でも個人事業主はクライアントを自分で開拓しなければなりませんし、タバコ嫌いなクライアントもいるでしょうから、止めた方がいいです。

 喫煙しているから、クライアントに嫌われて失注することも馬鹿馬鹿しいですし、これを機会にタバコを止めるのも大事なことです。