ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~個人事業はライフスタイルとおおいに関係します

 個人事業の本によると、「あなたも年収1,000万円の世界へ」「個人事業の設立方法」「個人事業の節税方法」などの本が多いですが、実は、私のようにそんなに稼がなくてもよく、それよりも妻との生活を第一とするライフスタイルを主張するブログがあってもいいと思います。

 昔、「国民の生活が第一」という政党がありましたが、私のライフスタイルは、「妻との生活が第一」と公言しています。これはサラリーマン時代から公言していたので会社からずいぶん嫌われていましたが。サラリーマンは社長に尽くすのがほまれであるという考え方を持つ方が多かったのですが、私は理解できなかったですね。

 個人事業をやってみて気がつきましたがおおいに自身のライフスタイルと関係してきます。個人事業は働けば働くほど収入がアップする世界です。私が以前、ある社長にインタビューした時、社長は「人間旨いモノ食べて、いい服着て、いいクルマに乗る生活に憧れているだろ」と私に同意に求めて来たときがありました。

 私はそのとき、「それもひとつの考え方ですねえ」と否定とも肯定もしませんでした。私は事業を拡大したいのであれば、借金は避けられないと考えています。そして自分の事業ですから、当然忙しくなり、家族と過ごす時間がなくなります。その代わり儲かるかも知れません。

 しかし、私が提起している個人事業は、家族と豊富な時間を過ごせるライフスタイルとおおきく関わってくるのです。儲けることはできないですが、時々家族と旅行や食事にでかけるものです。

 ですから事業を開始したい方に言いたいことは、「起業してどんなライフスタイルをつくりたいですか」と問いかけます。私は最初から「身の丈個人事業」を目指してきましたが、この1年11ヶ月の個人事業ではおおむね成功したと思っています。

 ちなみに、私はどの事業でも集客は重要ですが、そこで10社のお客様を確保すれば安定すると幾度か書いていますが、10社以上になると仕事が増えすぎて逆にきつくなります。集客も行きすぎると仕事が増えすぎて右往左往しますので気をつけた方がいいです。

 私はサラリーマンでも個人事業でも働き方はどのようことでもいいのですが、一番大事なことは、「自分の人生をどうしていきたいか」ということです。私は前職では天下国家を考え、政治家とのおつきあいが多かった仕事でしたが、いくら天下国家を考えても私たち夫婦が幸せでなければ意味がないと常々思っていました。

 自分は何をしたいのかということについて、やはり自分で回答を導くことです。基本、会社は、あなたのことを考えてくれません。これは会社がどんな美辞麗句を言ったとしても自分のことは自分で考えるしかないのです。

 そして50歳を過ぎて最終的にはこの生き方が一番、自分にはフィットすると結論づけたのです。人生には後半戦があります。その後半戦を生きていくことで肝要なのは、ご自身に忠実に生きていくことです。

 私が個人事業を開始したことは自身のライフスタイルとおおきく結びついているのです。お金はそんなに稼いでいませんし、富豪でもありません。しかし、時間や生活にも余裕が生まれ、サラリーマン時代には想いも知らなかったですが、こういう生き方があるということでブログをやっているということです。