ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~そろそろ業界雑誌・新聞の年末進行に入ります

 この時期、業界雑誌・新聞は年末進行に入ります。実は、普段一般の方がまったく目にしない業界雑誌・新聞も一般雑誌・新聞と同様、新年号を発刊します。そして広告を多くゲットするのが通例になっています。新年号は通常号よりもページ数がぶ厚くなりますが、作成のため結構忙しくなります。作業も先回りします。

 実際、一般紙も業界紙も新年広告は重要な収入源です。社会の木鐸といいつつも、新聞社も商売なのです。商売として成り立たなくなれば、最終的には休刊・廃刊になります。ハッキリ言いますと右翼も左翼もありません。やっぱり紙媒体の記者さんは将来性を心配しているのは、朝日もサンケイも同じです。

 私は建設・不動産の業界の記事を多く執筆しますが、やっぱり新年号のお手伝いが多くなる時期です。そのため、この時期、WEB記事の取材を少なくし、紙媒体の取材が増えます。WEBの記事については緊急性が高い取材については入れますがそれ以外は来年に延ばします。最終的には12月20日あたりまで入稿しないと新年号進行が厳しいです。

 我々が記事を入稿したら、今度は整理部の出番で、急いでゲラを完成させ、我々フリーランスライターにPDFでゲラを送り、それを我々が確認し、終わります。新年号自体は12月27日までには完成したいです。

 そこで業界雑誌・新聞の編集者と打ち合わせしています。この業界雑誌・新聞は書店で売られることはありません。業界関係者だけが購読しています。

 新聞名や雑誌名を言っても、「そんな新聞があるんだ」と言われます。

世の中には、一般の方が知らない業界新聞・業界雑誌が山ほどあります。そのため、一般紙や産業誌と比べて知名度もなく、発行部数も少ないのですが、一方コアなファンもおり、広告も一定数出稿されておりますが、経営は楽ではありません。ちなみに、値段はすごくお高いです。1年購読すると10万円くらいです。

 私の場合、特集記事を執筆するため、1ページのインタビュー記事などを担当しますが、割と慣れていると思います。

 ただし、私はフリーランスとしてお手伝いしていますが、業界紙記者の仕事内容を見ると大変そうです。先日もとあるデベロッパーの取材で業界紙記者と雑談しましたが、皇居前のビル竣工の取材が終われば次は埼玉県の物件で大宮に取材に行くとのことで食事する時間も限られます。

 私は皇居前ビルの取材が終われば自宅に帰宅し、原稿字数は3,000字と長いですけれど、執筆後寝ました。フリーランスの原稿は長く、記者の原稿は短いのですが、フリーランスの方が作業的には楽です。

 正直、若い方でないとつとまらない印象もあり、デスクや編集局長に昇格しない人は営業か企画局に行くことが多いのです。また、この時期やはり、新年号記事執筆もあり、業界紙記者もそれなりに忙しいです。というか、フリーランスも一般記者も12月に入るとそれなりに忙しさは同じですね。