ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~個人事業主はローンは大変。諭吉最強伝説

 個人事業主は世間ではそんなに信用がありません。住宅ローンを組むのがすごく難しいです。ちなみに、私が家をリノベーションした際は、もし個人事業主であればとてもローン審査は通らなかったと思います。

 税制控除を考えれば、なるべく長くローンを組むべきですが、貧乏性の夫婦なので駆け足で返却しました。これは本来であれば正解ではありません。まったくオススメしません。ちなみに『自営業の老後』の作者・上田 惣子さん夫婦は、2000万円の頭金を用意したとのことですが、それでもローンが通ったのは一銀行のみだったとのことです。そして上田さん夫婦も早々と返したとのことです。税金の控除では早く返すというのは悪手なのですが、人によっては早く返したいという夫婦もいるということです。

 あれだけ現金を持っていても信用力はサラリーマンに負けます。このあたりは結構愚痴りたい気持ちはよく分かります。ただ、私は、「そういうものだな」と割り切っています。

 60歳から始める個人事業を想定して書きますが、還暦越えから新たなローンを始めるのは悪手です。私たち夫婦は借金がないのですが、税制上、借金が多い方が控除を受けやすいケースもあり、借金がないのが絶対正しいとも言えません。

会社を辞めるとき、なんでもいいからクレジットカードを作りました。とはいえ、このクレジットカードは役に立たず、かなり前につくったクレジットカードそのまま使っています。

 実は白状しますと私はこれまでの人生であんまりローンを使っていないのです。確かにポイント狙いのカード一括払いはよくやっていますが、カードローンなどはあまりやっていません。夫婦の性格の問題だと思います。今となっては、ライターの信用度は高くないため、借金はなかなか厳しいと思います。国民年金も2年前納カード一括払いをやっています。

 だからこそこの年でのライター生活は、福沢諭吉最強伝説になるのです。多分、私は銀行などの金融機関でローンを申請しても100%通らない自信があります。ただ一応、自宅があるのでそれを担保にしたらその分、通るかもしれません。

 ただ家も古くなると当然、屋根や外壁の修理は必要になってきます。あと5年くらいしたら家の修理を実施することになるでしょう。その時、現金がないと、維持保全も難しくなります。金融機関からの信用度がまったくないので、結局維持保全費用を積み立てることになります。借金が出来ないというのはこういうことです。

 個人事業主は持ち家かマンションかの選択はあると思いますが、私は持ち家の選択が正しいように思えます。以前、本格的な仕事に入る前に、チラシ配りのバイトをしたことがあるのですが、個人事業主は持ち家派が多かったように思います。

たとえばポストを見ると姓と会社名が書いてある例がとても多く、ここは個人事業主が多い地域だなと感じたことがあります。