ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~意外と私は公的年金に対する評価は高い

 私は、今の少子高齢化社会が続くことで、年金制度は変更されると考えていますが、一方、国の制度ですから維持できると思ってもいます。それに個人年金と異なり、死ぬまで受給できるところが大きなメリットです。

 これははじめて言うことかも知れませんが、個人事業主公的年金に加入すべきと推奨しています。というか、義務ですから加入しないといけないんですけれどね。私の場合、サラリーマン生活が長く厚生年金を支払っており、妻は年金3号でした。こういうところはサラリーマンは会社から守られるメリットがあります。

 仮に夫が厚生年金、配偶者の年金3号を支払いつつ、サラリーマンを続け、再雇用になると社会保険のメリットが薄れるため、60歳からの個人事業が最適解と言っているのです。

 本来、このタイトル通り、60歳からスタートするのが良いと思ったのですが、まあ諸般の事情で会社を飛び出したため、60歳からの個人事業主ではなく、実際は50代前半からの個人事業主になったのはやや残念です。

 年金のメリットは、ある程度収入の計算がしやすいことが上げられます。個人事業主は定期収入を確保することが大きなテーマです。昨日も書きましたが、儲かっているときとそうでない時があります。そんな時ささやかながらも定期収入を未来に確保していくことが重要です。

 それに国民年金は節税にもなります。余談ですが私が加入している生命保険の個人年金も控除になります。節税にもなるのです。実は、『自営業の老後』の作者・上田 惣子さんは無年金者でしたが、年金専門家から教えてもらい、年金に加入した逸話が書かれています。

 私は年金の重要性は現役時代かなり説いてきて、建設業界の社会保険未加入問題では、一人親方の無年金者についてヒアリングしました。私はその度に、「現行の制度設計が維持されるか分かりませんが、年金はお得です」と説明してきました。これはテレビも悪いんですが、人口構造を見て年金制度が維持されないと思い込んでいる人が多いです。しかし、国の制度ですから破綻することはないのです。

 死ぬまでもらえる制度ですから加入しなければもったいないです。また、会社員からの視点で言いますと、厚生年金の支払いは、高いと感じるかも知れませんが、これも老後にはありがたいと感じることになります。

 私は自分の身内で国民年金に加入していない人がいればなにがなんでも加入を説得します。建設業界は未加入者が多かったのですが、一人親方であれば絶対お得と説いていました。

国は結構いい加減なところがありますが国民年金の制度設計は悪くないです。実は私は年金についてまとめて支払っています。2年前納制度がありまして、これはオススメです。しかもクレジットカードでの支払いもできますので、クレジットカードのポイントも貯まります。お金があれば2年前納をやらない手はありません。

是非、オススメします。