ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~自営業の老後不安を吹き飛ばせ

 私の知人が、独立したことを聞きつけ、酒飲みながら今後の方針について話していたときのことです。知人は、私に「お前に老後の不安はないのか」と言われました。とにかく、「なんの問題もない」が口癖の私と違って老後不安を愚痴る人がとても多いです。

 これはサラリーマンも自営業者も変わりません。そんなに不安を抱えて生きていて楽しいですかと逆に問いたいのです。お金が不安だと言います。だから、私のように50代前半から個人事業主を開始するのは信じられないという人が多かったです。口の悪い知人は、「あいつは下流老人になる」という人もいます。まあそれはともかく、サラリーマンの老後では公的年金はこんな感じです。

 生活費が夫婦二人の公的年金による収入が20万円で総務省の家計調査による平均支出は25万円で生活費が5万円不足するとのことです。さらに、夫が亡くなった場合、遺族年金と自身の国民年金だけでやっていかないということが書かれています。これは株や投資関係の本にもよく書かれていることであり、『自営業の老後』にも登場します。

 だから投資しましょうと誘導するわけです。私も投資もしますので投資そのものを否定していません。しかし、投資や積立ではなく、働くことで乗り切ればいいのです。

 私の父は自営業で80歳まで働き、それなりの収入に加えて公的年金もあったので、なんの問題もない人生でした。ちなみに、私は健康が許されれば75歳よりさらに先の80歳ライターを目指し、65歳以降は年200万円の収入を目指し、頑張ります。さすがに80歳手前ですと、年収100万円稼ぐのが限界ですが。これに加えて私の個人年金・厚生年金と妻の公的年金で生活できるのです。

 ぶっちゃけいいますが65歳以降の私たち夫婦の公的年金の収入は、ザックリ20万円です。個人年金の収入が7万円ですから、年金の収入はおおよそ27万円で年間324万円です。そして妻のパートが130万円、私の65歳以降の収入を200万円だとすれば、年間世帯は654万円で現役時代とほぼ近い世帯年収になります。

 私は普段は質素で妻もスーパーの掛け持ちで安い食材を探していますが基本年1回の憧れのヨーロッパ旅行楽しみます。それでも残りますから、余った金額は貯金、投資か積立NISAです。

 私はいつも言っていますが、老後も働くという視点入れば、生活は裕福とは言えませんが老後破綻になることはありません。むしろ、自営業こそ自身のスキルを活用し、長く働けます。

逆に現在~64歳まで夫婦二人で結構必死に働いています。だから65歳まで年収300万円を目標にしているのです。60歳から個人年金が入ってきます。ここから300万円を軌道修正して年収250万円に軌道修正することも考えています。

 いかがでしょう。老後不安を考えるよりも解決する方法は元気で働くことです。働く視点、スキルを徹底的に活用すれば、大丈夫です。みなさんの老後は「働く」という視点を入れればなんの問題もありません。

そんな悲観的に考えるよりも老後を何して楽しむかということを考えた方がずっと建設的なのです。