ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~オッサンは変化し続ける力を身につける

私も会社人生を去って、翌日個人事業を開始し、現在に至ります。ほぼ1年間10ヶ月無事に過ごし良かったです。とはいえ、オッサンの第2の人生で欠かせないのはやはり好奇心です。

世の中がどんどん変わり続けているのに昔の名前で出ていますというのではあまりには具合が悪いです。やはり変化に対応できる力を身につけることが肝要です。

何しろ、得意分野の建設だけでも次々と変化が起っています。それに追いつくような取材体制を整えることが必要ですし、何よりも自分の脳みそが柔軟にならなければ行けません。

たとえば、バブル世代の一部は根性論と相性がいいため、「働き方改革」を無視し、根性・スポ根的な記事を好む人もいるかもしれませんが、これは私の進むべき道ではありません。

また、「オレは現役時代これだけ稼いできた。今のゆとりは情けない」とこぼすこともどうかと思います。バブルと今では経済環境が違いますし、それを無視して「オレは仕事してきた」と誇示するのもどうか。

バブル世代は、運が良く、成功できた面もありましたが、やはりこれからは、成功を盲信せず、謙虚に学ぶ姿勢が必要となってきます。

貪欲に多くの世代を超えて対話を重ねていくことも必要です。私がインタビュー記事が好きなのは、対話をすることが出来るからです。

60歳から始める個人事業主では、サラリーマンを文字通り60歳定年で去り、自分の得意分野を最大限活用し、最適業務と人生を送れる道のノウハウをみなさんで共有しようというのが趣旨です。

そこでのポイントは小さくスタートする「小商い」を行なうことを推奨しています。その「小商い」の計画立案についてはそれほど長く時間かけず、とりあえずやってみることです。間違っていたら微調整すればいいのです。

PDCAサイクルって言葉があります。Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返す作業ですが、個人事業主PDCAサイクルを徹底的に使いこなすことで日々の仕事を進化することが出来ます。

つまり個人事業は意思決定はすべて自分にあるわけですからこのPDCAサイクルもどんどん回転でき、それはひいては自身が大きく変化することが出来るのです。

「思いついた、とりあえずやってみよう」という気持ちでやればいいのです。「小商い」のいいところは、個人事業主の一存で次々と変化することが可能なのです。

別に世間も個人事業主に官僚や大企業のような正確性を期待しているわけではありません。むしろ、間違ってもいいから面白い商売をしろとのことではないでしょうか。

そこで大事なことは変化し続ける力を持つことだと思うのです。