ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~チャレンジするアクティブシニアの時代が到来

NHKの「首都圏情報 ネタドリ!」を見ていましたら、アクティブシニアが取り上げられていました。、時代は、シニアの活躍を期待しているのだなとあらためて感じました。

とはいえ、シニアの仕事がないというのは問題でやっぱり仕事の開拓を現役時代からやっていくことは大切です。事務職を望むシニアは多いのですが、ここはなかなか厳しいです。ただ全くダメかと言えばそうでもなく、実務に長けていて特別な能力を有する事務員は相変わらず引く手あまたです。私の知り合いで、大企業を皮切りに最後は中小企業の総務部長で卒業するかと思われましたが、会計実務の達人でしたので、さらに小さい町工場の会計業務を行なっています。

もちろん給料は大幅に下がりますが、請われて雇われていることに意気に感じて喜んで働いています。こういうシニアはかなり恵まれた人生です。その会社の社長からは80歳まで頑張って欲しいと言われているので本人も続ける意向です。

なにしろ、ちょっと前まで60歳くらいで足腰が立たなくなって死んでいた時代でしたが、寿命は80歳まで伸び、いつのまにか人生100年時代と言われるようになりました。

会社はずっとは面倒見られませんから、これからは個の信用をいかに高めるかが重要です。シニアで求められるのは自己紹介ができる人間になって欲しいのです。

現役時代であれば、A建設技術管理本部で管理部長をしています長井と申しますで通用していたでしょう。しかし、いつかは引退するのです。その場合、どう自己紹介するかは大きなポイントです。

60歳過ぎて、「無職」というのもなんですし、ここは考え所です。そこで現役時代に自分が何者になりたいかもしくは何者であることがおさまりがいいかを考えた方がいいです。

そこで会社を引退したら、すぐ名刺をつくって、自分が何者であるかを説明できるようになりましょう。私はそうしました。むしろ、現役時代からそうあってもいいです。

名刺はいくつもあってもいいのです。たとえば自分の故郷が青森県青森市であれば、地域貢献として青森市広報ライターと名乗るのもいいでしょう。

そこで東京のフリー雑誌などに青森市の魅力を広報する記事を寄稿や青森市宣伝ブログを立ち上げてもいいです。

私みたいにフリーライターでもいいです。フリーライターで実績を積んでいくと、国土交通省経済産業省本省の取材も可能になります。今は役所もさばけてきていますので、実績のあるライターにも取材門戸を開放しているのです。

なんなら思い切って小説を書いて作家と名乗ってもいいです。別に資格があるわけでもありませんし、Kindle自己出版で長年温めてきた構想を小説にしてもなんの問題もありません。

私が好きなKindle小説家に「たそがれジョージ」さんがいます。私より年齢が上だと想像していますが素晴らしい筆力で面白いです。

この方の小説は70年代に青春を送った世代が描く小説です。私の青春時代は80年代ですので世代としてはややずれますが、書かれている内容でサラリーマンの悲哀などは共通している話が実に多く、共感を得た小説が多かったのです。

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シニアと言っても私のように50代もいれば80代もおり、世代はさまざまです。最近ですとSNSインフルエンサーになっている人もいます。

シニアでもユーチューバーになっている人もいます。若者文化にシニアが参入している構図もあり、出会ったシニアが提出する名刺の肩書きが「YouTuber」になっていることも十分あり得ます。

われわれバブル世代はネットと相性が良いのですが、その上の世代が次々とネットに参入していく時代になっている今、まさに「アクティブシニア」の時代が到来したと言ってもいいのです。

「アクティブシニア」がやれることやることはたくさんありますし、老け込んでいるヒマはありません。人生生きている意味はひょっとしたらシニアになってから分かるかも知れません。