ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~これからのオッサン世代の挑戦

50代前半であれば、一昔前では隠居目前でした。社会の第一線から退き、次に譲りのんびり縁側でネコと戯れていたことでしょう。

しかし、我々バブル世代以降の大人は会社を卒業しても、社会との関わりはずっと持ち続けています。これからの働き方もサラリーマンを卒業した後、シニアの働く場は、数多くあります。私のようにライターとして個人事業主をやるのもいいですし、マンション管理、警備、レジ打ちなどシニアの仕事を調べてみましたが山ほどあるのです。

これからのオッサン像はいろんなオッサンがいていいと思います。バブル世代の強みは、団塊世代よりもはるかにパソコンが得意で、フットワークも軽いです。我々の世代は企業人として一線は退いたとしても生活者としては楽しんで生きていきたいのです。

ネットでの情報発信も柔軟で楽しんでいます。私のように働き方・生き方改革でメッセージを発している人もいれば、グルメ・旅行大好き世代ですので、グルメや旅行の楽しさについて画像付で書いている人もいます。

私は、働きつつも、妻と一緒に旨いものを食べて生活する新しい生活様式も発信していきたいです。

私は働くことは重要だと言いますが、そこに「楽しさ」が必要と提起しています。人生楽しく、旨いものを食べつつ、仕事をするということがバブル世代以降は堂々と主張していくことになるでしょう。

私たちの前の世代は、リストラに遭えば、お先真っ暗で家族共々泣いていたかも知れませんが、私は50過ぎて会社をやめても楽しんで生きています。

まあもちろん人それぞれで会社を退職したことで私たち夫婦のことをほんとに心配していた人もいましたが。年賀状で、「本当に大丈夫ですか」と書かれていた方もいましたが、意外となんとかなるものなのです。

個人のライター名を出すことはできませんが、高知・九州などの西日本で活躍していて、私と同じ媒体(二つ)で執筆している人がいます。写真を見ると私よりも上の世代ですが、尊敬するライターであり、頑張って欲しいと応援しています。

サラリーマンやOLは会社をおっぽり出されたらおしまいというのは前の世代の話で、バブル以降の世代は自分で仕事を作り出す新しい社会的役割を担いつつ、楽しく生きていくのではないか思います。これはネット時代が本格到来したことと無関係ではありません。私の仕事はかなり多くWEBニュース関連の仕事を請負っているからです。

それが私たち新しいオッサンなのです。上記のライターや私にしてもサラリーマンを辞めて仕事がなくて絶望するのではなく、仕事を作り出して企業に売り込んでいるのです。

ちなみに、私と一緒に仕事をする編集者の世代は20代~30代です。これは私個人のパーソナリティーかもしれませんが、若者と一緒に仕事をすることで若返っています。

これがオッサン同士でつるんでいて仕事して完結していればどうであったか。やはり私も老け込んでいたでしょう。

若者に足りないところについて、我々オッサン世代がサポートする構造が一番好ましいと思っています。世界に先駆けて超高齢化していく日本ですが、われわれのようなオッサンが元気に智恵を出し、社会に関与していくことでバブル世代以降の人々も引き続き、多様な働き方のモデルとなっていきたいのです。

それが次世代のオッサンの挑戦でありたいと願っているのです。