ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~「下りる」選択で幸福を追求する

torute.hatenablog.com

とるてさんのブログ「明鏡止水☆色即是空」の中で、『「下りる」という選択』が書かれていました。

自分はサラリーマンとして頑張ってきました。中小・零細とはいえ、部長まで昇進はしましたのですから、自分なりに頑張ったと思います。部長から個人事業主に下りるという選択をしたとき、周囲の人はかなり驚いていました。

ありがたいことに私たち夫婦の暮らし向きまで心配してくれていた人もいました。

ただし、当時説明が下手で、私自身が心情を周囲に説明することが出来なかったのです。

そんななか、『「下りる」という選択』を拝読し、私は「当時こんなことを考えいた」と思いました。私はサラリーマンを長く続けたので、社畜という言葉はあまり使いたくないのですが、適切な言葉が見当たらないのであえて使いますが、「脱社畜」というのが当時の心情だったのです。

「下りる」という言葉で誤解して欲しくないのですが、社会からドロップアウトしたわけではありません。ライターという仕事で社会に貢献していますし、自分がサラリーマン時代には言えなかったことを今や堂々と言っています。

現役サラリーマンが、ブログの中で働き方改革で生産性を向上しろとか、もっと柔軟に働きやすい環境すべきであると言うことはなかなか難しいでしょう。

こういってはなんですが、今の私はかなり自由です。もし、毎日がワクワクする仕事とは何かを教えて欲しいという質問があれば、間違いなく「個人事業主」と回答します。

個人事業主としての仕事は色々ありますが、それは自分の中であった仕事を選択していけばいいのです。

私も別に貴族のように裕福な生活をしているわけではありません。しかし、精神的には貴族のような生活をしています。何よりも自由を手に入れましたし、誰にも隷属していることはありません。

サラリーマン時代には私につきまとっていたのは常に隷属です。これはサラリーマンではやむを得ないことです。役員でもない限り、隷属はサラリーマンの宿命です。

だから私は時々、ブログでオリンピックみたいにみんな個人事業主になれば日本社会はかなり幸福度が高い社会になると提案しています。

私も「下りる」ことの幸福を執筆していますが、これはサラリーマンには理解してもらえないかも知れません。しかし、日本のサラリーマンが電車の中で死んだ目のようにつり革にぶら下がっていることを見ると世界的にもかなり不幸な人々だと考えています。

これと似たような発言をしたのはZOZOの前澤社長で、彼の好き嫌いはともかく、この発言は当を得ています。

そこで自分の幸福を追求するため、日本のサラリーマンはあえて、「下りる」ということも選択肢に入れていい気がします。

人間で一番大切なことは出世することではありません。何よりも幸福を追求することです。部長まで出世して心身病んだらそれは明らかに不幸なことなのです。

幸福追求権はすべての人が認められた権利です。自分が幸福であるか不幸であるかあらためて、問いつつ、仕事を選択するのが望ましいと考えます。