ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~喫煙者を雇用するのもしないのも企業の裁量です

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私は本当にタバコをやめてよかったと心から思っています。都心に取材に行くと、本当にタバコを吸うところが限られてきて、タリーズドトールなどのコーヒー屋を探すしかなくなっています。しかも2020年から本格施行される東京都条例や改正健康増進法により、一般のビルは完全に分煙室でなければオフィスビルも厳しくなります。

そういうなかで、喫煙者については入社を遠慮してもらいたいという企業が出てきました。建設業のリフォーム会社が上記の記事で登場します。

前職も建設業でしたが本当に喫煙者が多かったです。喫煙しない男性はほぼ天下り組で、プロパー組はほぼ喫煙者でした。時々、遊びに来る専門工事会社の人も喫煙するので喫煙天国でした。社長は灰皿がなくとも吸いたいときに吸うので、誰かが灰皿を持って後ろに控えていました。

私は前職を続けていれば、タバコをやめることは無理でした。何しろ、禁煙する社員には、社長はタバコを吸えと言ってタバコを渡すので断ることは出来ません。ですので禁煙成功者ってほとんどいなかったです。社長も寂しかったのでしょう。

喫煙は確かに個人の嗜みという声がありますが、私はかつての反省のもとに書きますが、喫煙者はタバコ休憩という特権があります。これは非喫煙者にはありません。

それに家を建てる人やリフォームする人がタバコを吸えば、家にタバコのにおいがつきます。私もかつて喫煙者ですからよくわかりますが、仕事中タバコを我慢することはとても難しいです。実際、1時間超えるとタバコを吸いたくなります。

実際、ニコチンが切れるのも1時間くらいで喫煙者が1日にほぼ一箱吸うのはニコチンをいい具合に補給するという時間帯に合うようです。

タバコが身体にいいはずがなくて、喫煙者は、単なるニコチン中毒であり、ニコチンが切れるとタバコで補給しているだけに過ぎないのです。ですから、私も当時そうでありましたが、喫煙者は病人なのです。

このリフォーム会社はお金を出して卒煙をさせているところは評価できます。禁煙しろというだけではタバコをやめることはできません。やはり禁煙外来に行って適切な措置を行なってもらうべきなのです。そのためのお金を会社が補助するという姿勢は大変素晴らしいです。

喫煙者を雇用するかしないかは企業の裁量です。決して差別ではありません。この企業は喫煙者ゼロを売りにしています。やはり自分も自宅が喫煙者によってリフォームされるよりもそうでない人によって施工される方がありがたいと感じています。

建設業だからと喫煙するというのはもはや言い訳にはできません。建設業も大きく変わっていかないといけませんが、その第一歩として喫煙者を減らすというのは業界を挙げて取り組んで欲しいです。