ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~趣味人って大事だな思います

私はいろいろなブログを巡回していますが、あらためて趣味人は大事だなと思います。例えば、大事にしているものが器や陶芸、ガラス工芸や家具いろいろなものがありますが、みなさんの生活が豊かに映ります。

最近では、還暦ブロガーの方がエレキギターを入手して楽しむ生活に入っておられましたが、こちらもいいですね。

建設会社に勤務していた時の周囲の人々の趣味はやはりお酒と女性が中心で、心から豊かだなと感じるものは少なかったのです。ただ、絵画を描く趣味を持っていた社長がいましたが、ある時に仕事を娘婿に譲り、その後、隠居し、絵画生活に入るという鮮やかな引き際をした方がいました。

私の姉も英会話、ピアノなどいろんな芸術関係をやっているようですが、趣味生活を楽しんでいます。時々、義兄の仕事で英語が必要になったときは、手伝うこともあるようです。

私は人生の中でいろいろな会社を見て参りましたが、成金趣味は見ていて気持ちの良いものではなかったです。特に嫌悪感があったのは趣味は、「酒と女」という方もいました。ただ、社長業というのも大変で、本心からそういう趣味を楽しんでいたかわかりませんが、建設業特有のつきあいもあったのでしょう。

どうも昔の仕事を回顧しますと、趣味=「仕事上のつきあいに直結するもの」で、本当に純粋に趣味を楽しんでいたか分かりません。

専門工事業界の中には豪傑も多かったのですが、それが本当の姿なのか今ひとつ分からないところもありました。表面だけは豪傑だったのかもしれませんが、内心は気が小さい人もいたかもしれません。建設業界だけではなく、さまざまな業界の人々はその趣味を純粋に楽しんでいたのか、それとも仕事上で付き合う方便のためにそれを趣味としていたのかは分かりませんが、やはり趣味くらいは自分が心から愛せるものでなければ生活も楽しくないだろうと心から思います。

建設業界での取材での質問事項で趣味を聞きますが、前もってゴルフ以外でお願いしますと頼みますが、そうなると中々相手も応えられない人が多いです。

仕事も大事ですが、趣味は心から愛し、楽しむものを選択して欲しいと願っています。これを趣味にすると仕事で得になるから、これを選ぼうという方をサラリーマン時代に多く見てきました。

「出世するためには仕方がない。お前の言うことはきれい事だ」

そういう反論もあると思います。まあ、現役時代、出世しなかった私が言うのもなんですが、趣味は本心から楽しんで欲しいです。