ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~老後は教養生活していると豊かに暮らせます

文学部出身ってなんの役に立たないと思っていましたが、文学や歴史が趣味だとカネをあまり使うことがないと気がつきました。ハッキリいいますと支出も知れている反面、生活の満足度も高いです。

そして私のライター生活も元をたどれば、文学部出身ということも要因です。

年を取ったら自分の趣味を少し工夫して、ちょっとしたスキルに変えていけば、十分食べていけるのではないかと最近、思っています。現役時代はサラリーマンやOLでの仕事を推奨していますが、一定の年を取れば引退して、趣味とスキルと合わせて生活していくのは決して悪くない人生です。

これが小説や絵画であれば食べていくのは難しいのですが、ビジネスマンが関心のある事項や有識者にインタビューし、それをまとめる仕事であれば需要に応えられそうです。

実を言えば、サラリーマンを離れてそこそこ食べていくことは難しいと想定していましたが、そうでもなかったです。やはり、ネット時代が後押ししたことも大きいです。かける宣伝や経費もゼロでも効果があります。

私はサラリーマン時代は、正直、文学部出身というのは好ましいと思っておりませんでした。その理由は色々ありますが実務に役に立たないと言うことです。

その一方、サラリーマンを引退していくと、Kindle本で結構な名著を無料で読めると支出も少なく満足度の高い生活が出来ることに気がつきました。

要するになにが言いたいかと言えばお金が少なくとも、文系趣味ですとそれなりの生活を送ることが出来るのです。

これが趣味の内容がまったく異なり、例えば下記のようなものであればお金はいくらあってもたまりません。

〇女性

〇酒

〇ギャンブル(パチンコその他)

〇ゴルフ

考えてみればサラリーマン時代にこうした趣味と無縁だったことが今の人生を形成しているのかも知れません。実際、妻が私と結婚した理由の一つにギャンブルをやらないということもありましたし、よくよく老後のことを考えれば派手にお金を使う趣味をもっていると老後破綻の道になる可能性もあります。

私の知り合いの建設会社の二世たちの趣味を見るといくらお金があっても足りないものでした。一定の距離を持ちつつ、付き合っていたのはある意味正解でした。

私は現役時代の趣味は地味でしたが、意外とそれでも良かったのだと思います。もし、現役時代にこれが万事派手な生活を送っていれば、引退した後困ることになっていたでしょう。