ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~フリーランスの税金

私は、まあガッツリ稼ぐタイプよりも、夫婦ふたりで生活に困らない程度の原稿料でなんとか生活していくのが目標ですのでノルマは深く考えていません。

とはいえ、社史編纂でお金が入ってくるとありがたいですし、たすかります。普段はカネを意識していないといいつつも大きな入金があると嬉しいのです。

1年での稼ぐ目標は、手取り300万円~360万円です。これよりも下げるのも上げるのもそれぞれ問題があります。さて今日はフリーランスの税金の話です。

手取りですから、国民年金国民健康保険代も別で稼がなくてはなりません。このほか、所得税、住民税、固定資産税などがあります。実は、私は所得税、住民税について今はそんなに徴収されていません。去年は税金と保険料で偉い目に遭いました。今、問題なのは国民年金国民健康保険料です。

この中で所得税と住民税は工夫次第でなんとかなるものです。少なくとも一定の条件を満たせば、所得税と住民税は、かなりの節税が可能です。

私がおよその年収を公開しても、所得税と住民税を公開すると、非難囂々雨あられになることが間違いないのでさすがに両税の支払いは非公開にしています。

しかし、サラリーマンを辞めた翌年の住民税と保険代は、ガッツリ取られました。私は幸い貯金がありますので支払うことが出来ましたが、貯金がない人だと支払いに窮する人もいるだろうと想像しました。

多分、サラリーマンを辞めてフリーランスになった最初の1年は住民税と保険料の高さに驚く人が多いでしょう。ちなみに、健康保険について、去年は任意継続で、協会けんぽをそのまま使いました。50才である程度働いた人であれば、自治体によって異なりますが、任意継続の方が良さそうです。任意継続制度がなければ厳しいです。

国民年金は月に約16、000円超徴収されます。国民健康保険代は、所得によって異なりますが、いずれも「えっそんなにかかるの」と驚かれる方が多いです。

ですからフリーランスになるのは自由ですが翌年の住民税、国民年金国民健康保険料がいくらかかるかを計算した上で、ご自身のノルマを考える必要があります。

これがサラリーマンですと自然に引き落としされますから、あんまり意識しません。

まあそれでも一般サラリーマンですと、所得税などの税金と社会保険料を合わせるとおよそ二割はもっていかれます。それと比べるとフリーランスの方が節税が出来る分だけ、若干有利かも知れませんが、決して社会保険料の支払いはバカになりません。

税金と社会保険料はいくらかかるかを考えつつ、いくら稼がなければいけないかを目標数値を決めていくのが望ましいです。