ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~退職後、失業保険を受け取らず開業の道を選択

私は退職し、個人事業主を開始することを決めたとき、二つの道がありました。一つは失業保険を受け取った後、開業する道と受け取らずすぐ開業する道でした。

結果的に12月31日退職、翌1月1日開業にしておりますので、失業保険を受け取っておりません。これはこれで良かったと思っています。

私は基本、退職を決めた後、出社せず、粛々と開業への準備を進めていました。たとえば、事務用品の購入など、屋号の決定、当面の名刺、開業前は結構やることが多いのです。あと、営業です。ライター募集しているところでこれは自分でもできそうだと思えたところは片っ端から応募し、すぐ働けるとアピールしました。

有給休暇取得はしても開業前はやることが結構多いのです。

ですから会社に出社しているヒマはないのです。どうしてもという時は、引継ぎで、後任がハローワークの募集で受かった人が決まったので2日間、引継ぎをしました。それ以外挨拶もそこそこで会社とは別れましたが、むしろ当時私にとっては開業をいかに円滑に進めることが重要な関心事でした。

私は退職が決まった後、会社でモチベーションを保てるかと言えば無理と言いたいです。特に、私のように開業を決めた人間からすれば、会社在職は意味がないことで、会社になんとなく出社する行為は理解できません。ですので前に書いたように堂々と有給休暇を請求すべきです。ごねれば「労基いくぞ」と言えば、黙ります。

実は、開業しながら失業保険給付の道を模索しましたがこれは無理筋でそれなら開業を遅らせて失業保険給付も考えましたが、私も50代前半とはいえまだ若いのでこれもやめました。たとえばネットニュースから仕事の依頼があっても、今、失業保険給付中ですから原稿を書けませんと断ればそれは信用問題であり、長い目から見れば仕事はよそに回されてしまいます。

実は会社の後輩から、「失業保険を受けた方が良いのでは」と言われましたが、いや1月1日に開業するので必要が無いと答えましたが、意外そうな表情をしていました。

各人いろいろな選択肢がありますが、私にとってはこの方法が最適解だったと確信しています。

働き方はさまざまありますが、なるべくブランクがない方が良いというのが私の考えです。これは転職でも同じです。

退職後、海外でのんびりしたい気持ちは理解しますが、現役のウチはブランクなしで次を決めて働くのがいいのかなと提案したいのです。