ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~可能性が可能性に干渉し、別の可能性をつくる

タイトルはとあるゲームに登場しますが、この「可能性が可能性に干渉し、別の可能性をつくる」という言葉がとても気に入っています。

まあ私はゲームをしませんのでよくわからないですがOPソングはいい歌です。

私は8社ほどの外部ライターを兼務していますが、ある時は、「Bジャーナルです」と、別のある時は、「Eニュースです」とそれぞれ変身を楽しんでいます。私は先日、1社下請の危険性を提起しましたが、収入の問題だけではなく、複数媒体の下請をすることにより、新しい価値やニュースの切り口や人脈も生まるメリットもあります。

これはサラリーマン時代にはなかったことです。先日、私はあるタウン誌の外部記者を兼務することになったのですが、この仕事自体はお金を生みません。しかし、行政に近いメディアですので、行政との人脈も生まれます。行政との信頼性を高めることはとても大事です。

その行政の人脈を別のサイトで活用することもできます。1社下請だと書ける世界が極端に狭くなりますが、複数下請だと書ける世界が格段に広がります。良く言われる言葉に「てづるは財産」と申しますが、何かあったときはツテは大事です。

しかし、このてづるは、サラリーマン時代に培ったものはほとんどありません。結局、サラリーマンは会社同士のつきあいですから、個人事業主になるとほとんど役に立ちません。個人事業主に転じて、おつきあいが生まれたところばかりです。

これは私のケースですが、想像するにこのケースが多いのではないでしょうか。

でも自分で言ってはいけないのですが、よくこの1年以上でいろいろなてづるが生まれたなと感心しています。名刺もずいぶん溜まっていますが、必ず折を見て業種別に整理整頓しています。

てづるがてづるを呼び、また別のてづるの可能性をつくっている状態です。

私は今でも経営としての個人事業と言うことをわかっていません。ただ、いろいろな方とおつきあいしていくウチに、現在に至っている状態です。

自分のイメージとしては在宅の仕事を個人事業にしているのですが、ただそれをニュース情報を一次ソースを用いて流していることに特化しつつも、本づくりや雑誌づくりのお手伝いもしています。

これが野心家であれば、この人脈をより広げるために、なにかのビジネスに使うかも知れません。実際、そういう方もいるでしょう。オフィスを構え、従業員を雇用して、儲けたいという野心を抱く人もいると思います。私はその道も否定しません。人間は十人十色でこれが正解というものはありません。

しかし、私は一生懸命に働くのは、もう前職で十分果たしました。世の中で使命というものがあれば、私は十分やってきましたと自信をもっています。

あとはセカンドライフで1日6時間働いて、気兼ねなく記事を書く生活がとても気に入っています。