ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~禁煙すると生活の質を豊かにすることができる

タバコをやめて47日以上経ちました。禁煙特有のイライラもなくなり、落ち着いています。タバコを吸いたいという気持ちはないわけではありませんが、喫煙については諦めていますので、吸うことはありません。

私が禁煙したことについて驚く人もそれなりにいますが、私も驚いています。何しろ、大学入学当初から喫煙(普通に法律違反)していましたし、ストレスが溜まっていた時は1日二箱吸っていました。

実は、手術をしたときにタバコをやめたことがありましたが、結局最終的にはやめることができなかったです。サラリーマン時代で禁煙鬱が続くと、やはり仕事に差し障りがあったためです。今回の禁煙もサラリーマン時代であれば無理だったかもしれません。

今回は、都条例と改正健康増進法を受けて、東京五輪以降は都内では吸う場所がなくなるなと思い、禁煙を決断しました。

チャンピックスを使いましたが想像以上にスムーズに禁煙できました。一時的に禁煙鬱に悩みましたが、今はそれほど酷くはありません。

チャンピックスを服用しつつ、タバコを吸うと、タバコがだんだんと嫌になってきて、吸わなくなるのです。

私は喫煙している方で「なるべくなら禁煙したい」という方がいれば、「タバコはやめることができる」ことを是非、伝えたいと思います。

そして、最も重要なことは、禁煙をすると生活の質を豊かにすることができると言うことです。これまで禁煙だから行けなかった場所もいけるようになります。

たとえば、禁煙で話題となった串カツ田中ですが、こちらにも行き、串カツを堪能してきました。

これまで行けなかった場所も行けるようになり、禁煙すると世界が広がることは間違いありません。私は喫煙者については麻薬並のニコチン中毒という病にかかっている病人と定義しているので、あまり厳しいことはいいたくありません。

私は喫煙者がタバコを吸えない場所に行きたくないという気持ちはよく理解できます。1時間に1回は一服したいというのもこれも分かります。

ただし、ニコチン中毒患者に対していいたいことは、どのようないいわけをしても、脳みそがニコチンに乗っ取られている現状を理解して欲しいです。

これからタバコを吸える場所は今より増えることはなく、むしろ禁煙場所が拡大することは間違いありません。ファミレスではデニーズやジョナサンで吸えますが、それもいつまで持つか分かりません。タバコを吸えなくなると、ニコチン中毒患者特有のイライラが発生しますので、いつも都内で仕事するときはイライラする毎日が続きます。

オフィスや食堂は完全分煙喫煙室をつくれば喫煙することができるかもしれませんが、そんな対応する会社はどのくらいあるでしょうか。

そんな面倒な完全分煙喫煙室をつくるのであれば全館完全禁煙した方が楽です。おいおいそういう会社や食堂が大多数になります。

喫煙できなくてイライラすると誰かにあたり散らす人もおりますが、これは迷惑です。

それは身近な人にあたるケースが多く、統計的には明確ではありませんが、奥様と部下に当たり散らすことが多いのではと推察しています。タバコを原因で離婚したという話も聞きますので、タバコに基づく悲劇は山のようにあるのです。

私が前職の仕事をしていれば、喫煙者の多い職場でしたから、喫煙所を探すことも業務の1つだったかもしれません。

そして美味しいグルメの店は禁煙になることがほとんどになるでしょう。そういう店にも行けなくなります。厳しいことを申し上げますが、喫煙者の世界はますます狭くなり、自宅でしか吸えなくなるかもしれません。

しかし、禁煙に成功すれば、日本どこでもグルメを楽しめ、ニコチンの支配から自由になります。美味しいものもたくさん食べられます。旅行だっていろんな場所を楽しめます。世界が広がり、人生がより楽しくなります。

人生には分岐点があります。喫煙を続け脳みそをニコチンに支配される生活を続けるか、禁煙をして生活の質を豊かにする2つの道があります。

喫煙者にはなるべくであれば後者の道を選択して欲しいのです。