ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~人間はそもそも長時間働けるようにできていません

体育系の思考のサラリーマンは、「なせばなる」「根性だ」という人が多いのですが、人間はそもそも長時間働けるようにできていません。

長時間働き続ければ、心身が破壊されて病んでしまいます。

私は日本最大のブラック職場は、霞が関だと思っています。

「給料が高いからいいじゃん」

という方もいますが、本省課長でせいぜい年収1,000万円。課長職は基本キャリアが独占しますが、働く時間がそもそも長く、業務量も多いのです。

それで世襲の貴族政治家かから議員会館に呼び出されて、「あれはどうなっているんだ」と圧力やいちゃもんは、いくらでもあります。当然、そうなると、政治家を納得させるための資料も作成しなければならず、毎日疲労が溜まります。

今、官僚の仕事って昔のような天下国家の仕事ではなく、すごく内向きな仕事になっているのでつまらないです。

ここだけの話ですが、精神安定剤を飲んで仕事している官僚はものすごく多いです。そして自殺率も高い。ワ〇ミも電〇も裸足で逃げるほどの超絶ブラックぶりというのは意外と知られていないです。

ですので人間、コスパを考えて職場を探した方がいいというのが私の結論ですが、霞が関コスパ最悪です。

当然、ストレスが溜まると喫煙者も多い。私がよく行く国土交通省は各所に喫煙所があるのですが、私はこれだけストレスが溜まる職場なら仕方がないとみていました。

こういう職場で禁煙するのは難しく、国土交通省職員から一概にタバコを取り上げると、精神的にさらに苦痛をもたらすことが予想できます。

これがどこか地方で仕事の少ない工事事務所勤務なら割合にコスパはいいのですけれど、本省勤務は避けられないのです。

私は前職で官僚をたくさん見てきましたが、ストレスが溜まっている顔つきでかなり同情的でした。

私でも締め切りの関係でたまに長時間働くことがあります。ちょうど今、社史編纂業務で忙しいのですが夜一時まで文章まで書いていれば、起きるのは、10時半でした。

人間はそういう身体にできているのです。夜遅くまで働けば朝も遅く起きるものなのです。社史編纂は本一冊書くようなものですから、資料が溜まって編集から執筆のGOサインがでると、急いで書かなければならないのです。

これが官僚であれば目覚ましで強制的に6時に起きて9時半あたりに省庁に入っていなければならないのですが、そんな生活していれば壊れるのです。

局長級であればいい勲章ももらえますし、官僚を辞めても70歳までは天下り先の面倒も見てもらえますが、その前に心身が病んだらなんの意味もないです。

まあ、サラリーマンが65歳でボロボロになるのも、長期間にわたり長時間働き過ぎていることと関係しているのでしょう。

私も社史編纂しつつもアニメソングを聞きながら仕事しているのです。ですので一時まで仕事してもそれほど苦痛にならないのはそのためです。

今のアニソンはいい歌が多いです。是非、オススメします。

そういえば前職でカラオケでアニソン歌いましたが、「いい歌だがはじめて聞く歌だ」とよく言われ、どん引きされましたね。