ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~人材はみんなで共有した方が幸せになれる

私の場合、いつからフリーランスを目指すことを考えていたかと言えば、サラリーマン末期で、年齢的には50歳くらいの時でした。そして60歳になったらすぐ独立を考えていました。

副業としてライターの仕事を請負っていましたが、前職は副業を禁じていませんでした。禁じていませんでしたが、誰もやろうと考えていなかったのではないでしょうか。

ただし、もし副業を禁じることになると某省からの天下り組が株や投信の売り買いをしている人もいるので、それを禁じるというと具合は悪かったか実際に副業をやろうと試みる人材が登場するとは考えずに社内規程を作成していたかそのいずれかです。

私は副業についてオープンにしていましたので、中には批判的な人もいたでしょう。

「うまいことやって小遣い稼ぎやがって」と思った人もいたかもしれません。

私は現役時代から副業大いに結構だと思っていました。私は変な妄想していて、世の中、みんな個人事業主や社長になったら面白い社会になるのではないかと。そしてサラリーマンやOLになったとしても無理に会社に出社する必要の無い社会がいいと考えています。

今だったらITツールはたくさんあります。打ち合わせはITやICTを使って会議をすればいいです。先日、損害保険会社大手の会社に取材しましたら、「結論の出る会議は30分」で終わられるとのことです。報告会議は別だと言うことですが。

丸1日会議して、結論が出ない会議も現役時代に経験しましたが、馬鹿馬鹿しいです。それでも長時間会議して、「今回はいい会議だった」と満足する人もいて、困ったものだと当時、考えていました。

ところで個人事業というとライターとかwebエンジニアリングなどが思い浮かびますが、経理でもクラウドでいくらでも管理できます。私は、前職時代から建設業はクラウド技術を活用しきっていないという不満を持っていました。

そう考えると経理技能を保有している人はいくらでもクラウドで数社管理することも可能で、経理の個人事業も十分可能です。

とはいえ、今の経理で欲しい人材は昔ながらのお茶くみ兼務の経理ではなく、決算まで一気通貫でできる経理技能を保有している人なのです。ですから本当に経理のプロはスゴイです。

前職の経理課長はお世辞抜きで凄かったです。

ぶっちゃけいいますと、株主総会に提出できる資料をつくれる経理人材です。ですから今の事務職や経理職は甘くありません。

こういう人材を1社で囲うよりも数社で活かすことで日本は生産性はもっと高くなります。

私は人材は会社に勤務するものという考えを捨てて、みんなで共有した方が幸せになると思っています。