ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~夏の建設現場で思うこと

夏の建設現場取材はきついです。

若い記者に混じって、私のようなフリーランスライターが建設現場取材をしますが、とにかく暑いです。若手は体力があるからいいのでしょうが、私のように50を過ぎたライターにとっては環境的に厳しいです。

とはいってもやはり取材はいろいろありますから、建設現場取材をしないというわけにはいきません。

建設業界紙はこういう建設現場取材については比較的、若手記者を派遣します。理由は、それほど長く記事書く必要性がないことと、年長者の記者としてもきついから若手に任せるという所でしょう。

私が建設業界紙でデスクの仕事をしていれば、やはり若手記者を派遣させるでしょう。ただし、ネット系の記事は最低3,000字は超えますから、結構、相手に対する質問は多いです。私の場合は建設系記事は5,000字を目途にしています。

業界紙であればせいぜい500字というほどですが、最低その6倍を書かなければなりません。下手すると10倍。ですからどちらが厳しいかと言えば、ネット系の記事の方が圧倒的な難しいです。

業界紙は、リリースがあればなんとかなりますが、ネット系記事はリリース以外のことをさらに広げなければならないのです。

若手記者と同席した際、個人的な感想を言えば、若手はもっと質問した方がいいということです。たまたまこの時だけだったのかもしれませんが、質問はオッサンである私だけというのもどうかと思いました。

記事については500字くらいだから質問しなくていいという考えもありますが、将来、別の仕事をする可能性もあります。ですから、編集記者も一つの現場から多くのことを学んだ方がいいです。

これが建設専門雑誌であれば別です。雑誌記者が来ると、おおくの質問をし、長文と多量な写真で魅せる記事を執筆します。

ネット系ライターとの違いは雑誌ですとカメラマンを擁しており、いい写真を撮影することです。写真のレベルも全然違います。

これがネット記事ですとライターとカメラマンは兼務しますので、写真はイマイチです。

夏の建設現場取材は私にとって辛いこともありますが、現場は学びの宝庫でもあります。学べる場所であればもっと貪欲に行った方がいいというのが私の考えです。