ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業主~小説家やラノベ作家の道は厳しいね

小説家やラノベ作家で、今、専業でどのくらいの人が食べていけるかと言えば、厳しいです。私はいずれにしても兼業作家の方がいいと思っています。

普通にサラリーマンをやりつつ、作家を兼務するという生き方です。よほどの売れっ子の作家さんなら別として、本業を別に持ち、土日に執筆するスタイルが望ましいのでしょう。

ただしこちらも問題で私が好きなライトノベルの作家さんもサラリーマン生活で問題があるとやはり文章やストーリーが荒れることもままあることですが、読者はなかなか正直で、Amazonのレビューでも低評価になることが多いです。

ただ、私は兼業作家にやや同情的で今回の巻は残念ですが、サラリーマンだと波があるから仕方ないなと割り切っています。その場合、次の巻で頑張って欲しいとエールを送ります。

60歳になって一念発起して小説家を目指して専業になると大望を抱くのは自由ですが、これはアドバイスの一つとして受け止めて欲しいのですが、やめた方がいいです。

なにか別の仕事を本業にして、兼業で書くのはいいのですが、まあ大変です。それに一度、私は多くの人に批評される経験が必要だと考えます。

ちょうど、『小説家になろう』というサイトもありますので、そちらに投稿すれば、ご自身の立ち位置もよく分かってきます。ここは異世界ラノベが多く、純文学を投稿するものではないにしても、批評は甘んじて受けた方がいいでしょう。

ここは批評もかなり容赦ないですが的も射ております。

ちなみに、あるライトノベルの作家さんの告白は胸が詰まる想いで、心がえぐられるようでした。年間最高でも150万円、最低だと無収入。さすがにこれでは生活できません。それでも何冊か商業レベルで出版しているのですが、この内実を見るとさすがに辛くなります。

私は小説やライトノベルを執筆したいという気はまったくなかったので、そちらの道には進みませんでしたが、ライターを本業にして小説を書いている人は何人か知っています。

「ライターなら小説も書けるんじゃないの」

そう思われる方はいるかもしれませんが、そもそも小説を書いたこともないですし、書き方も分かりませんし、書きたいと思ったこともありません。小説やライトノベルを読むのは好きですが。

それに私は有識者にインタビューしてそれをまとめて書く作業はできても、自分が有識者のようにふるまうこともできません。

個人事業主として小説家やライトノベル作家は相当難しい世界です。これが副業であれば何とかなる世界ですが、声優と同じく親が裕福であれば話は別かもしれません。