60歳から始める個人事業主~自活する方法について
フリーランスとして、自活する方法はさまざまありますが、やはり、人脈と得意分野をつくることに尽きます。具体的にどうすればいいのかといえば、なるべくなら前職で培った技能を活かした方がいいと考えています。
フリーランスになる前は一度はサラリーマンを経験した方がいいです。最初からフリーランスはさすがに無謀です。
いろんな人脈が形成されることで仕事は間違いなく忙しくなります。というのも頼まれる先は1つや2つではなく、複数のクライアントから、この記事を掲載して欲しい、あの人に取材をして欲しいといろいろと頼まれるからです。
私はこうしたクライアントからの依頼は最大限に応えております。この対応力はサラリーマンを経験しないとなかなか難しいかもしれません。いくつか難しい取材もありますが、手づるは財産と言いますように、何とかやり遂げています。
ですのでこの対応力を研さんするだけでもサラリーマンを経験した方がいいというのが私の考えです。
もう1つは自分がやりたかったことを思い切ってチャレンジするのもいいです。現役時代に実はをこういうことをやりたかったが、会社が同意してくれないということもしばしばありました。その点についても今は楽しんでいます。
クライアントから面談を要望された場合、喜んで訪問します。会うことは大事であり、お互いに人となりを知ることで仕事はスムーズに進みます。それはクライアントも同じで最初にお目にかかりたいというやりとりからはじまります。
そこで私もクライアントに対して、自己紹介をするのですが、やはり大切なことは常識的に振る舞うことです。お互い社会人ですから、振る舞いは大切です。
このあたりは前にも書きましたが腰の低さが肝要でしょう。
そのため、私にとってはランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングはどうも相性が悪いです。
クラウドソーシングの中には、「こんな大事なことを面談もしないで決められるのかな」と思うこともありますが、そのあたりよく分かりません。
ただし私は現役時代にクラウドソーシングを活用していましたので、まったく否定していません。フリーランスになる前に、副業としての利用は悪くありません。これを本業にするのにはなかなか厳しいかもしれません。
いずれにしても自活する方法としては人脈と得意分野の形成ですが、それをどうすればいいのかといえば個人の力量によります。どのような手段にせよ、この2つを獲得すれば、仕事はそれほど困ることはありません。