ライター 長井の気ままな生活

気ままなライター生活を綴ります

60歳から始める個人事業~働き方改革

個人事業主は基本、休日はありません。休日も睡眠もすべて自己の判断です。

5月は普段の倍を稼いだので6月は少し休もうと思っていたのですが仕事の依頼がいろいろとあり、まだそうそう休めなくなりました。

ただ原稿を書きすぎると頭痛もしますのでこういう時は年も年ですから無理をしないことを心がけています。

現在もライティングマシーンのように原稿を書いているにしても、やはり無理をすれば頭痛がします。こういうときは、「明日が締め切りだよ」ではなかったら、休んだ方がいいです。

ほかのフリーランス業はよくわかりませんが、人間書ける分量は決まっていて、それを超えると脳みそに不具合をもたらすのではないかと考えています。

頭の中が整理整頓できなくなった感覚です。パソコンで言うとゴミファイルが溜まっているので最適化する方法を第1に考えた方がいいです。

こういう時にどうするかというと、みなさんは驚かれるかも知れませんが昼間から寝ることにしています。

個人事業の働き方はさまざまありますが、私は毎月の給料が一定数入るような月給方式のような働き方をしています。たとえば30万円稼いだメドがついたら、お休みします。

ところが5月末入稿11本というオーダーになると休むことはできません。ただし、終わった後に一定の期間休まなければ、持続的に仕事を続けるのは無理だとも思います。

たとえば普段30万円を稼いでいる人がたまたま今月大量発注で60万円稼いで、来月も60万円稼げるかと言えばそういう働き方は持続可能ではありません。

若ければ可能であるかも知れませんがそれは集中して頑張ったから可能になったのですが、それを続けることはなかなか難しいです。

個人事業の働き方のポイントのキーワードは、「持続可能かどうか」で判断すべきです。これはサラリーマンでも通用する考え方で、営業目標数値を立てる際、現実的な数字を考えるべきです。

今年度は前期比10%増だから、来期は20%増を目指そうというのはこの低成長時代では現実的ではありません。それを可能にするのは一部の限られた会社であって、多くの企業では達成は困難です。

もう一つの観点は、「生活費はいくらかかるか」もポイントであり、この金額を稼げば十分という数字であれば、個人事業を行なう際にはまったく問題がありません。

さらに続きます。